2008年12月31日水曜日

予定変更・2008年私的10大ニュース

2008年最終日。

昨夜のブログでは「好きな本の話」を書くかも、と予告めいたことを書いたのですが、今年最後の日ということで、私的10大ニュースを書いてみることにしました。

本の話はまた今度ということで。

ということで早速いきます。

1.新しく設立の会社に参加!
2.7年近く勤めた会社を遂に病気退職!(9月末)
3.退職に伴って転勤先の大阪から名古屋へ還る
4.名古屋の部屋探し大成功!(新築で設備充実・駅前・バス停前・駐車場付き・部屋広い・通勤約30分)
5.春~夏にかけて、うつ病悪化。。。退職の直接理由はこれ(今は回復中)
6.10年近く前に仕事で使った不用品をようやく処分
7.実家の団地がフレッツ光プレミアム工事、それに伴って実家の回線がADSL→光プレミアムへ
8.夏のボーナス愕然!!(いや~少なかった。。。前年比4割以下?あまりのことによく覚えていない)
9.とうとうブログ開始
10.2003以降使い続けていたNortonに見切り!EsetSmartSecurityに乗り換え

1~5はなんか関連する出来事ばっかり。
8も騒動の発端として間接的に関係はあるけど、この件だけだったら辞めてないので、びっくりがっくりしたというお話。
6は前々職(販促関係のお仕事)の遺物処分ですね。結構邪魔だったんですが一応保管してました。さすがにもう不要ということでようやく整理。
7で実家の電話はひかり電話になったので停電すると電話が使えない&インターネットは自分が実家に帰っているときに使うので予定外の恩恵にあずかったというお話。
9はこのブログです。
10はセキュリティソフトのお話。Norton重いし、スパム対策機能がちょっと。。。
反対にEsetSmartSecurityは軽いしスパム判別Good!ということで。

以上、私的(表の)10大ニュースです。

その他、趣味の10大ニュースと裏の10大ニュースもありますが。。。
趣味の10大ニュース…マニアックorオタッキーなので一部の人にしかわからないと思われるため省略!
裏の10大ニュース…公開すると苦情の出そうなものや迷惑がかかりそうな人がいたりするので割愛!

それでは皆さん、来年もよろしくお願いします!

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2008年12月30日火曜日

寒いのは苦手

今回の正月は寒いらしいですね。

自分は寒いのが苦手なのです。反対に暑いのは割りと平気、というか暑くならるとテンションあがる人です。
でも、会社は“チームマイナス6%”に加盟しているので、事務所の暖房温度は最大で20℃、時には暖房付けずに厚着でしのぐとかやってます。小さなIT企業なので、PCの熱が多少は暖房効果ある?のか、窓の向きがいいのか、比較的なんとかなっています。もっともこれからさらに寒くなるので、そうなると暖房無しは無理でしょうけど。。。夏場の冷房28℃はウチの事務所だと暑いかも。。。

実家の自室も寒いので、年末年始は実家よりも自分の借りているマンションで過ごすほうがいいんですが、まぁ一応3日ぐらいまでは実家に帰ります。。。名古屋市内なので普段から時々顔はだしてますが。

明日ぐらいはしばらく中断している「好きな本の話」でも書くかも。(気分しだいなので違う事書くかもしれないけど)

暖房器具販売館

普通の日記

12月30日。
今日は大掃除の日。

昨日は外出ばかりしていたのでブログ書きませんでした。
ので、自宅大掃除の合間にまず少し書いておこうかと。

昨日は少しだけ仕事して。
会社としては年末休みになっていますが、年明けにバタつかないように、ちょとだけ月次処理するために出社。

で、その前後は年末大掃除の準備で掃除関連の道具や消耗品買い込み(主に100円ショップ)、古本屋(売り&買い)、本屋めぐり(1冊sか買わなかったけど)、など気が付けばもう夕方で暗くなってきてる。

売った本は多いので省略。
買った本は
古本屋でコミック2冊。型月系マジキュー4コマとパロディもの。
新刊書店ではNHK出版の「名ばかり管理職」という本を買ってしまいました。ウチの会社は関係ないですけど、前職までは関係あったし、そもそも世間の実態に興味があったので。
見物だけのつもりが、、、東洋経済立ち読みで時間を使った挙句の衝動買い。寄るんじゃなかった。。。

店を出て、時間たつの早くね?とか思って時計を見ると17時30分ごろ。もう暗い。
「冬だな~と」実感。

自宅に帰ってから出かける前に干した洗濯物を取り込もうとしたら、半分以上はまだ乾いてない。。。
もう一度「冬だな~と」実感して洗濯物のの取り込み中止。東向きで午前しか日差しがないから、洗濯する時間が少し遅れると冬はこうなるんですよね。

食後には10年ほど未整理だった不用品をようやく整理。不燃ごみ2袋分になりました。

普通の日記なので面白くないですね。ごめんなさい。

暖房器具販売館

2008年12月26日金曜日

もうすぐ終わる今年を振り返っての雑談

今年も残りわずかとなりました。
ということで、自分なりにIT業界を中心にこの1年を振り返ってみました。

昨年登場したWindowsVistaの不人気とXP回帰現象、そして次期Windowsの発表、iPhone発売、モバイル端末の進化と普及、低価格PC(これもモバイル系)、Googlのケータイ向け基本ソフト発表、などなど、次々と表では話題がありました。

その一方で、日本のシステム開発業界は年の前半から多難だったと感じています。
新3K職種としてSE・PGの人気が落ち込んでいる中で新人採用がはかばかしくなかったために技術者不足で年が始まり、その割には新規の開発プロジェクトが動き出す話が鈍い、という混沌としたスタートでした。

マンション販売の不振による不動産・建設業界の不況は早い段階で始まり、その上春には関西地区で某メーカーのケータイ撤退などで技術者が瞬間的に大量に余り始め、原油価格や様々な原材料価格高騰によりエネルギー産業や製造業を中心にユーザー企業が鈍重(というか慎重)になり、好調だった愛知でも多くのJAVA技術者が余りはじめながら、アメリカのサブプライムローンからリーマン破綻、株安円高が進行して自動車産業の低迷とそれに続く産業界全体の急降下、そういった一連の動きの中でIT投資も大きく影響を受けました。予定されていた新規システム開発が次々と計画凍結・延期・中止となっていき、すでに末端のIT企業では全国的に技術者の過剰感がかなり強くなっています。円高の影響はシステム開発現場にも及び、プログラム開発はもともと人件費などコスト面では有利だった海外のほうがさらに割安感を増したため、国内のプログラマーは価格競争で仕事が確保しづらくなっています。金融不安の真っ只中、以前は大型プロジェクトの続いていた金融・証券は動きが止まり、最後の大型案件とまで揶揄される三菱東京UFJのシステム統合完了でさらに技術者が過剰になりそうです。

と、書いてみると華やかでにぎやかな表のIT業界と、先行きの見えないシステム開発業界がまったく別なものに思えてきますね。システム業界ははIT業界の一角なのですが。。。

ところで、そんな中にあって自分は現状を悲観的には考えていません。
人の社会が続く以上、全てのことが止まるわけではないからです。

「必要は発明の母」という言葉があったような気がしますが、こんなときでも人にとっても社会にとっても必要なものや必要なことが必ずあります。そこから活路を見出していくことが大切なのであって、「世の中が不景気だからしょうがない」というネガティヴな思考に逃げてしまったら負のスパイラルに巻き込まれて沈んで行くと思っています。

こういうときには天邪鬼な自分の性質に感謝です。「みんなの動き」と関係なく、思った方向へ歩き出す性質なのです。
昔の漫才ネタで「赤信号、みんなでわたれば怖くない」というのがありましたが、自分はそのとき「赤信号、みんなで渡って大惨事」が正解だろう、とか思っていたぐらいなので、今の不況を嘆くよりもこれから何をしていくかを考えることに気持ちが向いています。

ということで、来年の今頃もこんな風にブログで無駄話を書いている自分でありたいと思います。

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2008年12月25日木曜日

クリスマスとネクタイ

メリークリスマス!

どうでもいい話ですが自分は昨日と今日、同じネクタイをしています。
別に帰っていないわけではありません。

ちゃんと昨日と今日でスーツやシャツは違うものです。
昨日のスーツは紺、今日はダークグレーに薄い縦じまのスーツです。

ネクタイが2日連続で同じなのは、クリスマスネクタイだからです。


←これがそのクリスマスネクタイ(ちょっとピンボケ)

ぱっと見ただけだと気づかないけど、よく見たらクリスマス柄ということで。
20代中ごろに買ったのですが、毎年クリスマスのときしか使わないのでいまだに良好な状態です。
ベルとかツリーの飾り、ろうそくなどの柄が描かれていますが大きく描いてあるわけではないので「よく見たら…」というパターンです。


実はその手のネクタイは割りと好きで、バレンタインものももってます。
これも20代のころに買ったのですが、やはりまだ使えます。
デフォルメされたハート柄に別なイラストカットがかぶっていて、一見わかりにくいのですがよく見るとハート、さらに小さくValentineの文字が入っているというシロモノです。

誕生日ネクタイとかも欲しいんですけど、さりげない柄のモノがなかなか見つからなくてまだ買ってません。

あと、イベント系ではありませんが、昔、ピングーのネクタイも持っていました。これは気に入っていてよく使ったので4~5年前に擦り切れてしまいました。同じような柄があれば買おうと思いますが売ってません。ピングーが線画で小さく描かれているので「よく見たらピングー」というパターンでしてた。

その手のネクタイは他にも少し持ってます。
メールやチャットでおなじみの顔文字を柄にしたネクタイ。これも柄が小さいので「よく見たら」というパターンです。

スヌーピー柄。これは他のものに比べると柄が大きいのですぐにそれとわかります。

ヤンバルクイナ柄。沖縄で買ってきました。ヤンバルクイナが小さすぎてよく見ても気づかない。(笑)

ハニー柄。キューティーハニーとかは関係ありません。某ゲームに登場する定番モンスターです。これもパッと見ただけでは白い斑点柄に見えますが、よく見ると…、というパターンです。

そんな感じで「よく見ると○○」といったパターンのネクタイが好きなので、多分これからも何か見つけると買ってしまうでしょうね。

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2008年12月24日水曜日

人は城、人は石垣 クリスマスイヴ

「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」
戦国武将武田信玄の言葉として知られていますが、この言葉は好きです。

実際には信玄の言葉ではなく後代の創作という説もあるようですが、自分にとってはその真偽はあまり興味が無く、言葉そのものの重みに惹かれます。

この言葉は武田信玄のもう一つの象徴「風林火山」と同様、孫子が原典のようです。

「人は城、人は石垣、人は堀」という前半部分、人と人の信頼関係がしっかりとしていればまさにそのとおりになるのだろうと思います。

「情けは味方、仇は敵なり」という後半部分、「情けは人のためならず」という言葉と重なるものを感じます。
人に情けをかけることは、結局は自分を助けることになり、反面で人に仇為すことは自分の品格を落としたり自ら不幸を招きよせる結果になると思います。

なんでこんな話を?というと、今日がクリスマスイヴだからです。
日本はクリスマスイヴで盛り上がりますが、本来キリスト教国では明日25日のクリスマスが一番盛り上がります。
なぜ盛り上がるかはいうまでもなく、イエス・キリストの生誕をキリスト教徒が祝うためですが、宗派はともかくとして世界の聖人の一人ですから、そのお祝いの日ということでなんとなく真面目な話と書いてみたくなったのです。

なんのつながりもありませんね。

ということで、皆さん、良いイヴを!

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2008年12月23日火曜日

くだものがカラダにいいのはわかっているけれど

食べ物の好き嫌いは基本的にはかなり少ないと自負しています。
昔はそうでもなかったのですが、とあるプライドにかけても一般的な料理や食材で食べられないものがあることは無しにしなければ、ということで苦手なものものも食べられるように努力・訓練した結果、かつて苦手だった食べ物が今は好物に分類されていたりもします。(この辺の話はいずれ別な機会に書くかも)

ところでそんな自分が今でもあまり積極的には食べないものが多少あります。

まず、かに。
おいしいと思うし、かにみそは大好物なのですが、面倒くさい上に手がべたべたするのが嫌で。。。
実際、飲み屋ではよくかにみそ注文します。
以前10人ほどで1泊の忘年会やっとき、メインにかにが出たのでたのですが、オトコ10人ろくに話もせずにひたすらかにの殻向きしていた光景は異様だったかなぁ。もともとかには面倒なので避けていたのに、よりによってこんな場でかにとは。。。と嘆きながら(でもおいしく)食べました。

次、くだもの。
くだものはだいだい面倒なものが多いので。
例えば…
・みかん…皮むいて筋とって。。。面倒
・りんご…包丁で皮むくのが面倒。皮と実のあいだに一番栄養があるそうですが、衛生的には皮むいたほうがいいらしいので。
・ぶどう…一粒ごとに皮って、面倒。しかも種無し以外は種を出すのも面倒。
といった調子の、だめだめな理由であまり積極的には食べません。
しかも、くだもの食べると、大概は手がべたべたするし。

でも、少し食べるようにしてます。くだものがカラダにいいのはわかっているので。
みかんやバナナなど、くだものの多くはは血流にいい効果があるそうです。
血をサラサラにして血管の状態をよい状態にするのにはくだものがいいそうですから、動脈硬化予防には毎日適量のくだもの食べたほうがいいらしいです。食べ過ぎると別な問題が出るそうですが(太るとか糖尿病とか?)、毎日適度に果物を食べている人は動脈硬化や脳梗塞などの病気にかかりにくいそうです。

と、わかっているので、少しは食べるようにしているのですが、やっぱり面倒。
そこで、果汁100%のジュースを時々買ってきて、食べるかわりに飲んでます。
でも、100%ジュースで替わりになるのか?とか実はちょっと懐疑的です。だから、なるべくカットフルーツとかバナナとか比較的食べやすいもの買ってきて食べるようにしてます。

でも、カットフルーツは割高な気がしますけどね。

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2008年12月22日月曜日

契約打切りについて思うこと

「派遣打切り」「非正規社員の解雇」といった話が後を絶ちません。というか日を追って増えているようです。
自分の居る愛知は世界に冠たる自動車メーカーグループの本拠地ということもあって、特に激しいようです。

ところで、素朴な疑問があります。
企業と企業が契約を交わしたら、特に落ち度も無い状態で、一方の都合により契約を途中解除すると「違約金」とかが発生するのですが、今回一連の派遣契約解除の中には、契約期間満了以前とか、契約更新直後の解約もあちこちで起きてますよね。その場合「違約金」またはその代替となる補償は何かなされるのでしょうか?報道を見る限りではそういった補償や違約金を出している話はなさそうですが。。。
あるいは派遣元会社と派遣先会社の間ではなにか補償とか違約金のやり取りがされているのでしょうか?
もし会社間では何らかの補償がなされているのならば、派遣されていた人たちに還元してしかるべきものとは思いますが、おそらく企業間でも何の補償もなされていないのだろうと思います。経費削減が目的で契約期間が残っていても途中解約するわけですから、その補償や違約金を払ってまでのことをするとは思えませんしね。

でも、これは「契約」という行為の信頼性を損ねる問題ではないでしょうか。

政治・行政や司法も後追いの救済策だけでなく、「契約」という観点からも企業に是正指導や改善を促してもらわないと、このままだと「契約書」を取り交わしても、「契約」は簡単に反古にできるという「前例」になりはしないでしょうか?

で、日本は歴史的にみて「前例主義」の傾向が強いですから、今後は「前例があるから」ということで「契約」が簡単に反古にされる事例が増えるのでは?とかそんな心配もしてしまうのですが、的外れな心配でしょうか?

小さな会社の立場は弱いので、そんな「前例」がまかり通るようにならないようにして欲しいと思いますし、何よりもこの年末に多くの人が路頭に迷う事は何とか避けて欲しいのですが、こういう時こそ政治の出番ではないでしょうか。
政治家・行政・立法の場にある人たちは政局なんかではなくて、日本を良くする為の大局で考え、そして行動して欲しいと思います。

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2008年12月19日金曜日

ようやくプロフィールを書いたので

ブログ開設以来、ずっと放置してあったプロフィールをようやく書きました。
職業は「笑って許してください」というレベルのことが書いてありますが、他はだいだいまじめに書きました。

「好きな音楽」だけちょっと解説。
・dis illusion(M.Hバージョン)とMemorries of onceは曲名。どっちも「型月」がらみ。他はアーティスト名とかグループ名です。
・見る人が見れば「型月」がらみが多いことがわかりますね。あとNANAの名前を見てわかる人はゲームの人ですね(笑)。NANAはようやくアルバムが出ましたので即買いでした。
・ラヴェルというのは「管弦楽の魔術師」とも評されている音楽家です。クラシック音楽聴く人にはわかると思います。クラシック聴かない人でも、「ボレロ」という曲は知っている人が多いのでは?その他、クラッシックだとリストの「交響詩・前奏曲」とかベートーヴェンの「3番&5番」とかも好きです。
・ポルノグラフィティは解説いりませんよね。
・飯島真里は20年以上ファンを続けてます。初代マクロス(懐かし)のころからですね。アルバムは必ず買うようにしていたのですが、直近の3枚ぐらいはあまり好みに合わないです。

てなことで、これからもよろしくしてやってください。

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2008年12月18日木曜日

酔っぱらい

昨夜、第二次忘年会をやりました。以前、このブログで「やるかも」とは書きましたがその通りとなりました。
ま、それ自体は楽しくていいことだったのですが、後が悪かった。

帰りの電車の中で爆睡!
終点についても眠ったままで、電車は終点「金城埠頭」から折り返していました。
目が覚めたときに「野跡」という駅名を見て「乗り過ごした!」と思い、あわてて下車、反対側ホームの電車に乗ったのですが、この時点では一度金城埠頭まで行って折り返している事に気づいておらず、反対側のホームの電車で再度終点の金城埠頭へ向かってしまいました。(涙)

金城埠頭についた電車が折り返しで名古屋へ向かうので、そのまま電車を降りずに待つことしばし。
今度は眠ることなく(というか眠らないようにケータイでゲームしてた)本来降りるべき駅で下車、ようやく自宅に帰りつきました。

忘年会を終えた時間がそんなに遅い時間ではなかったので、電車の折り返しがありましたが、終電だったらタクシーもいない深夜の名古屋港(金城埠頭)から歩いて街に戻らなければならないところでした。

数年前に終電で目が覚めたら季節外れ(11月)の海水浴場(新舞子)、そこから歩いて名古屋市内の自宅を目指した、という時のことを思えばずいぶんマシな失敗ですが。。。

以上、名古屋圏の人以外には地名がわからなくてごめんなさい、という酔っ払いのお話でした。

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2008年12月17日水曜日

失業者の増加と求人・雇用

世間はすっかり不景気モード。IT業界でもユーザーのIT投資抑制でプロジェクト凍結・延期・中止・縮小が相次いでいます。

そんな中、毎日のようにニュース・新聞では「派遣削減」「非正規雇用削減」「雇い止め」の言葉が乱れ飛んでいて、派遣会社は雇い止めになった人を即刻解雇とか退寮とかに追い込んでいるようです。簡単に途中解約する大手メーカーの姿勢もどうかと思いますが、社員として雇っている派遣会社は契約解除即解雇ではなく、その前に雇用責任を果たす努力をして欲しいとも思います。派遣会社の経営者には、労働者を人ではなく商品(モノ)同様に考えている人がいるのは知っていましたが、今回の不況ではそういった会社の存在がハッキリとみえてきましたね。

実家住まいの人はともかく、賃貸住宅や会社の寮に住んでいた人は仕事どころか住居も失って…などの悲惨な報道も見ましたが、非正規雇用者を中心に失業者が増加する一方、今も人手不足で求人をかけている業種や企業もあります。それがうまくマッチするといいのですが。。。

自分の知人に修繕業者がいますが、路上生活者でもやる気があるなら人手が欲しい、とか言ってますし、他にも今まで不人気だった業種がこの機会に人手を確保したいという話をいくつかみました。

大分のように行政(自治体)が直接臨時雇用するところもでましたし、国も予備費を財源としてそういった自治体に支援をするとのことなので、少しでもそれで状況が緩和されることを期待したいです。

失業者が増えれば消費・購買といった内需の落ち込みがさらに激しくなり、結局は企業にとっては業績不振という形で跳ね返ってくることを、企業(特に大手)はもっと強く認識してもらえればなぁ、とか思うのですが。。。

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2008年12月16日火曜日

好きな本のこと(ジャンル?別 その1)

以前「好きな本のこと」を書いた際には無理があったということで、書き直し宣言をしていましたが、今日はその書き直し第一弾ということで行ってみようと思います。

今回のお題は「歴史モノ」。
小説、エッセイ、ドキュメンタリー、コミック、専門書など世界史・日本史オールジャンルで、正史か創作物かを問わずにピックアップします。多少コメント付で。

1.燃えよ剣
新撰組ファンご用達の本ですね。特にこの本で「土方歳三ファン」が新しく生まれ続けるということだそうです。かくいう自分もその一人。10代の半ばで読んだこの本は今でも手放せません。自分の持っているのは文庫本で上下二巻という本ですが、もう古くなった上に何度も読み返してずいぶん痛んでしまいました。新しく買いなおそうかとも思うぐらいに。余談ですが、この本を読んだころはまだ俳優の松田雄作が現役活躍中で、自分は是非彼に土方役を演じて欲しいと思っていました。土方歳三の写真をみると、なんとなく松田雄作が雰囲気的に似ている気がしたのと、土方のストイックな生をうまく表現してくれそうな気がして。。。残念です。2004年の大河ドラマ「新撰組!」の山本耕史もよかったと思いますので、彼で「燃えよ剣」やってもらってもいいですけどね。

2.項羽と劉邦
1位と同じく故・司馬遼太郎氏の作品です。文庫では上・中・下の三巻ものです。個人的には三国志モノより秦末から楚漢七年戦争の時代を書いたものが好きなのですが、その原点はこの本です。日本で流行っている三国志モノは基本的に「三国志演義」という物語をベースにしているため、史実とはかなり違う部分も多いのですが、その中には楚漢七年戦争時代の話やそれ以前の春秋戦国期の話をアレンジして取り込んだと思われるものもあります。項羽と劉邦の時代の主要な人物には故事成語や格言のもとなった人物も多く、それだけ個性的な人物の排出された時代なんだと思います。また、角度を変えて読んでみると「個人の才能VS洗練された組織」という構図もあって、中々読み応えのある本だと思います。

3.ジャンヌ・ダルク処刑裁判
こちらは小説ではありません。中世フランスの危機を救ったジャンヌ・ダルクについて、特にイギリスに捕らえられた後の裁判記録を中心に、彼女の軌跡について残された資料を元に編纂された歴史書です。20代中ごろからジャンヌに興味を持ち、当時入手可能な本は片端から買いあさりました。今でもジャンヌ関連の本が出版されると買うことがあります。それらは全て今も残してありますが、この本は特に創作性を排除してあって、ジャンヌの不思議な、短い生涯を考えるのに一番良い本だと思っています。

4.竜馬がゆく
また司馬遼太郎小説です。これは文庫だと八巻もある長編です。やはり竜馬ファンの多くはこの本のファンです。小説としての創作部分があるのと、最近の研究で異論の出てきている部分もありますが、歴史的真偽ではなくこの本で描かれている竜馬のあり方が、読む人ごとに様々な感動を与えてくれることが長年読み続けられている理由だと思います。これ以降の作家や漫画家などの多くがこの本の影響を受けたようで、それを感じる作品もいくつか読んだことがあります。中にはこの本を史実と勘違いしてる人もいるようですが、どうもかなり司馬良太郎氏の創作が加わっているようです。でもいいんです。読んで感動できる本だから。

5.チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷
「チェーザレ・ボルジア」という人物はイタリア・ルネサンス期、つまりイタリア国内がいくつもの国に分かれて争いの続いた時期の英雄です。日本史で言えば織田信長のような役どころ?志半ばでその生涯を終えましたし。以前ならば多分日本ではあまり知られていなかった人物だと思いますが、最近は総領冬実のコミック「チェーザレ」なども発行されていて、少しは知名度が上がったと思います。マキャベリとは知己だったようで「君主論」はマキャベリがチェーザレをみて考えたことをまとめたようです。マキャベリにとって理想の君主像に近い人物だったということでしょうか。「君主論」は東洋でいえば「孫子」に近い内容で、これは別な機会に書こうと思います。

ここから先はコメント簡略化します。長くなりますから。。。(もう十分長いって)

6.道誉なり
足利尊氏と同時代の「バサラ大名」(後の時代の傾奇者のように型破りな者を当時バサラといったらしい)佐々木道誉について描いた奇特な小説です。

7.一夢庵風流記
「花の慶次」というコミックを覚えている人、知っている人にはその原作となった小説といえば内容がわかりやすいでしょうか。傾奇者・前田慶次郎のお話です。個人的にはコミックよりもこの原作の方が好きです。

8.日出る処の天子
コミックです。ずいぶん古いものです。これがきっかけでそれまで興味の薄かった飛鳥時代に関心が強くなりました。もっともこのコミック自体はかなり創作的な話で史実はエッセンスという感じですが。。。

9.あやつられた竜馬
坂本竜馬がフリーメーソンによってあやつられていた(竜馬だけでなく幕末の幾人かの人物も)、とする仮説に基づく突拍子も無いテーマながらも荒唐無稽ではなく、それなりの興味をそそられる本でした。竜馬暗殺犯についての推理は今までに読んだ中では一番腑に落ちました。

10.奔流
陳慶之という中国史の人物についての小説。作者の創作・演出がはいっていて100%の歴史とはやはり違うらしいのですが、面白い、というか最後はさわやかな感じで気持ちよく読み終えることができました。

ジャンル分けたはずなのに、なぜか順位付けが難しい。。。
長くなりましたので今回はこれにて、ということで失礼します。

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2008年12月15日月曜日

赤い狐のイラスト

イラストレーターを目指している知人がいるので、「ブログのプロフィールイメージ用に狐のイラストを」とお願いしていたところ、先日できあがってきたので早速使ってみました。

思いがけないパターンで『RedFoX』を表現してもらったので喜んでいます。
狐の色を赤くすると違和感があって狐だかなんだかわからなくなりかねないと思い、「色にはこだわらないから狐を描いて」と頼みましたが、実際に仕上がってきた作品ならばその点はクリアできていてばっちりです。
狐もリアル系の絵柄だとどうなるかと思いましたが、色とのバランスで思いのほかいい仕上がりに満足しています。

この知人はコミカルなものからリアルなもの、シュールなものなど結構多彩なイラストが描けるのですが、今のところミクシィにしかUPしていないのが残念です。

今回のお願いをする際には、自分がミクシィやってないので彼の実際の作品を直接見せてもらってから依頼しました。

「リアル系でもコミカルでもいいし、色もこだわらない」ということでお願いしたところ、「最近は細めの線でリアル系のイラストを描くのに凝っている」とのことだったのですが、実際に出来上がってきたイラストは色を含めて想像したよりもずっとよく、しかも、実はまだ未公開ながらもうひとつ「後ろ姿」パターンがあるので、それもいずれ何かに使いたいなぁ、と思っています。

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2008年12月12日金曜日

PC不調

最近自宅の個人PCが不調です。
昨年ごろからボチボチ微妙だったのですが、最近は特に動作が重い!

セキュリティ的に何かあった可能性も懸念して、色々とチェックかけてみたけど、幸いそういう問題ではなく、メモリ増設すればなんとかなりそうな気配。

OSも含めて、どんどん重くなってるから。。。

新しいPCを買う余裕は今はないので、もうしばらく今のマシンをもたせるしかないためこの週末はメモリ買いに行きます。

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2008年12月11日木曜日

肝臓のためには飲んだらお蕎麦!

年末が近づき、忘年会その他諸々で飲酒の機会が何かと増える季節です。
連日のように飲みに出ている人も少なくないのでは?

ウチの会社でも12月8日に軽い忘年会をやりました。月曜日というのが言いだしっぺが自分である証明になるかな?仲間内や前職の職場関係者は知っていますが、自分は週末よりも週はじめ(月&火)に飲みに出たがる困り者ですからね。

事情があって全員が一度に揃う機会が年内に作れるかどうかわからなかったので、とりあえずの忘年会ということで。
なので、第二次忘年会があるかも。

ところで、飲んだ後にラーメンとか食べたくなる人多いですよね。あるいは飲み屋で〆の料理にお茶漬けとか。
でも、肝臓のためには飲んだ後はお蕎麦がいいそうです。

肝臓がアルコールを分解するときに脂肪ができて、それがたまると脂肪肝などへと進むそうですが、蕎麦にはアルコールを分解するときにできる脂肪を抑える働きがあるそうで、飲んだ後の〆にはもってこいの食べ物だそうです。

ちなみにラーメンは最悪らしいですね。肝臓どころか内臓脂肪てんこ盛りになるようです。

とかいいつつ、12月8日は皆と別れた後、一人で「和歌山ラーメン」の看板がかかったお店に入りましたが。。。

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2008年12月10日水曜日

みんなIT企業

世間一般では『IT業界』という言い方をよくされますが、一口に『IT業界』と言ってもかなり幅が広い上に底も深く、IT(インフォメーション・テクノロジー)=情報技術そのものの裾野が広がったことを痛感しています。
別に開発する会社だけがIT業界の会社ではなく、企画や運営・活用を行う全ての事業者がIT業界とくくられているのですから、実は今やほとんどの企業が「IT企業」なのでは?なんて話を読んだこともあります。

例えば、ソフトウェア開発やコンピュータ及び周辺機器メーカーや販売、携帯電話のハードもその携帯電話で利用できる様々なサービスもITですが、インターネットプロバイダーはもちろん、ブログやSNSの運営、検索サイトの運営会社もIT。ECサイトの運営だってITだし、パソコントラブルに対応する会社もIT企業です。もっというならば、カーナビもIT、さらには様々なIT技術利用した新機能満載の新車開発をしている自動車メーカーがIT企業の先頭集団の中ににいるといってもいいと思います。

他にも例え話をするならば、Amazonや楽天はIT企業として世間では認知されていますが、それらがIT企業であるならば、ECサイトなどを運営している他の企業もIT企業ということになるのではないかと思います。ネット上で産地直送販売のサイトを運営してる地方の方々も、例えば農産物を作って販売していてもECサイト運営には違いありませんからAmazonとは扱い商品やサイトのボリューム・機能に差こそあるものの同じくくり方でIT産業の一員として考えてしまえるわけです。

Amazonはインターネット上の流通店舗ですし、そこまで有名でも大規模でもないにせよ、ネット上で商品を販売している企業はいくらでもありますよね。

また、一般企業の多くはITを駆使して日常の業務を処理しています。売上や仕入発注、在庫管理に生産管理、コンビニのPOSレジも高度なIT装置です。

コンビニのPOSレジは顧客の購買動向を把握する現場のツールですから。気象、購入者の性別やおよその年齢、時間帯でどんな商品が売れたか、あるいはどんな組み合わせで商品が売れるかのマーケティングがコンビニのレジでは行われています。そのように高度なIT化をされたコンビニはIT企業なのでは?と思いますし、他の企業も今いきなりコンピュータやケータイ、各種モバイル端末が無い状態で通常通り業務が成り立つのかを考えれば、やはりそれら多くの企業も確かに一種のIT企業かと思えます。

と、いうほどにITが一般化した昨今、ソフトウェア業界が昔ながらの感覚でいることはでき無いだろうと考えています。従来通用していたビジネスモデルが今後そのまま通用するもではない、という時代なんだと思います。

それでもまだソフト開発・システム開発の現場ではもうしばらくは多層下請構造がなくなることは無いと思いますが、しかしそれはピークを過ぎたビジネスモデルであり、今後違う形を考えて実践していけるような中長期戦略がないと、元請企業に技術者を支援で送り込んだり派遣していく事だけでは限界が近づいていると感じるこの頃なのです。「今日はまだ大丈夫だったから明日も大丈夫だろう」という考え方はしてはいけないのだ、と。

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2008年12月9日火曜日

未定の予定宣言

昨日は出張&忘年会でブログの更新ができなかったので、その分今日もう1回更新しとこうかと。

先週の金曜日に「好きな本のこと」を書いたけど、正直オールジャンルで好きな本をピックアップするのはちょっと無理があった感じがしたので、今度改めて3~4カテゴリーに分けて書いてみようかと思います。

ただし、今日は宣言だけ。
朝一度ブログをがっつり書いたので、今からもう一度本格的に書くのはちょっと時間的にも気持ち的にももったいない(?)ような気がしますので。

もっとも、このブログ「徒然」なのでテーマはその日の気分次第。好きな本の話を書くのがいつになるかは不明です。と、いうか予定は未定というよくあるパターンかも。。。

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ソフトウェアの品質と価値

ソフトウェアとかシステムの品質というものを一般の人はどう考えているでしょうか?

業界での標準的な考え方だと、一般の人からは「えっ?マジ?」と思われるかもしれません。

「要求された機能を実装していて動作していること」
これが最低限の品質で、時としてはこれを満たしていれば性能面で納得がいかない、とか、操作性に満足できない、など、ユーザーとしては微妙なレベルの出来栄えでも完成品として費用請求となることがあります。

自動車で例えれば
「アクセルを踏めば走るし、ブレーキを踏めば止まる。ハンドル操作で方向が変わるし、人が乗車できて荷物も多少積める。ボディーカラーも希望通りだし、ライトもつくし、ワイパーも動く…といった諸機能を満たしている新車」だけど「ドアの開け閉めをする際にやけに硬い、ライトの点灯スイッチがおかしな場所にあって使いづらい、ワイパー操作がなぜか複雑で使いにくい、荷物を積むスペースは確かにあるけれど積み降ろしに不便な構造になっている、…など色々と不便や不都合なところがある」というような状態でも「機能を満たしていて動くのだから最低限の品質をクリアした完成品」として販売されるようなイメージでしょうか。

もし、例に挙げたような車が本当に存在したとして、積極的に買いたい人はどのぐらいいるでしょうか?
自分は買わないと思いますがどうでしょう?

ソフトウェア・システムの場合、日本では特にオーダーメイド・カスタムメイドが主流ということもあって、「要求された機能を実装していて動作していること」をクリアすれば完成品として納品されることがよくあります。
もちろん全てがそのレベルで納品されているわけではなく、もっとしっかりした品質で納品されているものも多いのですが、時として最低限の品質である「要求された機能を実装していて動作していること」をかろうじて満たしているだけでも納品して費用請求ということがあります。そして、もし性能・品質面などで改良・向上を望むのであれば別途費用をかけなければならないケースが実在します。

実際のところ、プログラムで複雑なシステムを開発することは大変なことで、動くプログラムを作れることは確かにそれ自体がかなりの水準であるといって差し支えないのですが、とはいえ一般のユーザーにとっては、まともに使用できる、快適に使える、というのがあたりまえで、「要求された機能を実装していて動作していること」をかろうじて満たしていることで最低限の品質をクリアできている、といわれても納得しがたいのではないかと思います。

というわけで、ここにもシステムの開発サイドと利用者サイドのギャップがあるわけです。

店頭販売されているパッケージソフトは別として、オーダーメイド・カスタムメイドのソフトウェア・システム開発では、常に利用者サイドからの多様な要望があり、開発サイドは自分たちに可能な限りのことをつくして、要求どおりの機能を実装して動作するものを作りますが、以前このブログでも書いたようにシステム開発ではユーザーと開発者に感覚的ギャップがあります。

今回書いている「品質」に関するギャップには「費用」に対するギャップが絡みます。この業界は、以前書いた「人月」という考え方で費用を見込み、そしてそれによって請求するというスタイルから脱却しないと、他の商品やサービスを扱う業種・業界と同じ感覚を共有できる成熟した産業にはならないような気がします。

商品やサービスにお金を払うとき、その金額を払う価値を認めてお金を払うのが購買者にとって当たり前の感覚です。もちろんの価格が品物(あるいはサービス)の価値よりも高く感じることもありますが、そのときは価格折衝をしたり、購入を取りやめるか、または逆に高いことに不満を持ちつつ購入する、ということになるはずです。

そう、通常は「商品(サービス)」の価値に対してお金を払うのです。
「商品(サービス)」の原価を認めてから価値とは関係なくお金を払う、ということは通常あまりなく、もしそのような買い方をしたときは内心で価値と価格のバランスの悪さに不満をもってしまうのではないでしょうか。

おいしいものをが食べたくてお店に入り、高いお金を払ったのに、スーパーの特売商品の方がマシな味だった、となればそのお店にはもう食べに行きませんよね?でも、そのお店では手間隙かけてつくる料理だからそれに見合う価格のつもりで値決めしているのではないでしょうか。料理のコストから決めた値段に客から価値を認められないそのお店は、いずれ立ち行かなくなるのではいでしょうか。

そう考えると、やはり人月という概念を基準にしているこの業界では、そのことが品質と価格と価値のバランスも狂わせているように思えてならないのです。

原価として「人月」を考える必要はあると思いますが、売価は人月ベースではなく機能・性能・品質などの付加価値がどれだけ充実しているかによって提示していくのが本来あるべき姿ではないかと思うのです。
そしてそのとき、人月による原価を割り込むような価値の価格しか成立しないのであれば、それは商品として何か失敗しているのだという認識が必要なのではないかと感じるようになれば、日本のソフトウェア産業はようやく「ガラパゴス」から抜け出して世界で競合できる産業になるような気がします。

と、色々書いてみましたが、自分に何がどこまでできるでしょうね。弱小ソフトハウスの世間への影響力はありませんが、可能性のあることはチャレンジしてみようかな、というレベルにすぎませんので。

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2008年12月5日金曜日

好きな本(コミック含む)のこと

麻生総理大臣のコミック好きは有名ですが、自分もコミックは大好きです。
もっとも「あえて新聞は読まない」と公言している総理大臣と違って庶民な自分の場合、新聞は貴重な情報ソースとしていくつか読んでますが。

基本的に何か読むのはすきですが、以前にも書いたようにジャンルは結構何でもありです。
コミック・一般書籍を含めた好きな本ベスト10は以下のような感じです。

1.燃えよ剣 (小説)
2.君を幸せにする会社 (ビジネス書?物語?自己啓発本?ちょっとジャンルわかりません)
3.いいひと(コミック)
4.項羽と劉邦(小説)
5.銀河英雄伝説(小説)
6.喪失の国、日本 -インドエリートビジネスマンの「日本体験記」(エッセイ?)
9.空の境界(小説)
10.ガウガウわー太(コミック)、動物のお医者さん(コミック)、ハヤテのごとく!(コミック)
次点 ジャンヌ・ダルク処刑裁判(歴史書)、竜馬がゆく(小説)、狂乱家族日記(ライトノベル)、銀のロマンティック…わはは(コミック)、デルフィニア戦記~クラッシュブレイズの一連のシリーズ(ライトノベル)、のらくろ自叙伝(小説?のらくろの作者である故・田河水泡氏がのらくろを文章で描いたお話です。正直コミック版より面白いです)など。

実際、10位ぐらいからは結構序列つけるのが難しくて、まだ他にも候補があるのですが、無理やり順位付けしてみました。
好きな本の1~3位は、自分にとってバイブルとか座右の書みたいなものばかりですが、コミックもそこに入っているのが自分の特徴でしょうか。

こうしてみると古い本が多いですね。
「燃えよ剣」、「項羽と劉邦」、「竜馬がゆく」は故・司馬遼太郎氏の作品ですし、コミックでも「いいひと」「動物のお医者さん」「銀のロマンティック…わはは」は10~15年ぐらい前のもので、特に「いいひと」以外は「花とゆめ」に連載されていたというところが部妙なラインナップ?

「のらくろ自叙伝」は35年以上前の本ですが、昔図書館で借りて面白かったのが忘れられず、5年ぐらい前にネット上で探し回って手に入れた本です。

「ジャンヌ・ダルク処刑裁判」は20代後半に購入だったはずなのでやはり10数年たってますね。しかもこの本の原本はもっと古いはずです。日本語訳されたものが出版されたのも正確にはいつなのかうろ覚えです。
(ジャンヌ・ダルク関係の書籍は片っ端から買い集めましたので、どれがいつの本だったか。。。という状態です)

比較的最近の本としては
「喪失の国、日本」は3~4年前?

「君を幸せにする会社」は今年(2008年)の11月購入で、これが一番新鮮(?)なものです。

しかし、以下の本はコミックとかラノベで自分のオタクぶりを披露するようなものばかですね。

「銀河英雄伝説」20年ぐらいたちますか?もっと古いかも。
「空の境界」は出版物としてはだ3年ぐらい前だと思いますが、実際にネットで世に出たのは9年前?
「デルフィニア戦記」は完結してから何年たったか覚えていませんが今は「クラッシュブレイズシリーズ」という関連作品が続いているので新しいといっていいのかやや古いほうなのか。。。
「ガウガウわー太」「ハヤテのごとく」「狂乱家族日記」は今も新刊が出ているものです。特に「ハヤテのごとく!」「狂乱家族日記」はアニメ化されましたが、深夜のアニメ放送は見ないので「狂乱家族日記」はどんな出来だか気になります。近々見てみようかと思っていたり。

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2008年12月4日木曜日

大失業時代

昨日のニュースで日本IBMの正社員の人員削減と、それに対する労組の話を読みました。

10年ぐらい前には「スーパーSE年収5千万」「役員よりも高所得」とかの見出しで週刊誌に取り上げられていた天下の大企業ですが、今はまったく逆の状況で大変なことになっているようです。

他業界の大手メーカー各社も派遣・期間工などの削減が相次ぎ、さらに正社員のリストラまで踏み込むところがあるようです。新卒の大量内定取り消し問題もありますしね。

アメリカでも自動車メーカービッグスリーの再建計画が議会に提出されましたが、やはり大幅なリストラを含んでいます。

仕事や住む場所を失う人が大量に増えれば、モノを買う人も減りますから内需も輸出も出口がなくなりますねぇ。

産業分野によっては「グローバルな価格競争力」を実現するために積極的に生産・製造を海外に移し、それによって国内の産業構造に歪な偏りが生まれ、空洞化が進んだ結果、すでに技術力や製造力が国内にほとんど残っていない分野もあります。

町工場が中心だったある製品の製造業者が、中国などとの価格競争に敗れて、10年以上前に日本国内では次々廃業、以降、それを作るには海外で生産するしかないという現実に直面して愕然としたことがありますが、今は先端産業分野でもグローバル化の美名の下に基礎的なところで空洞化がおきています。これは主観ですがソフトウェア業界も例外では無く、プログラマーやSEの成長パターンが崩れてきていると思います。

そこへ世界不況による企業倒産の多発や大手企業のリストラ進行で、日本は地力というべき技術継承と生産・製造力喪失・人材育成の停滞と知財の枯渇、内需購買力の更なる低下など、大きなものを失うことになるのでは?と町の片隅の小さな会社の中で悶々としています。結局サービスも製品もそれらの循環で成り立つと思いますので。

もっとも、そんな大きなレベル以前に、会社をこれからの苦難の時代にどうやって生き残れるようにするか、ということが自分のすべきことなのですけどね。

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2008年12月3日水曜日

風邪とインフルエンザ

今年は新型インフルエンザ(鳥インフルエンザが人から人へ感染)の流行する可能性があるそうですね。

先日、社員の一人が熱を出したので心配しましたが、扁桃腺の腫れが原因だったようで、ちょっとほっとしました。
(体調が悪くなっている事自体はやはり心配で、インフルエンザでなくてまだましだった、という程度ですが)

ところで、風邪とインフルエンザは症状が似ていますので、問診だけでは内科医でも診断が難しいことがあるようです。しかし、症状が似ていても別な病気なので、インフルエンザの時に市販の風邪薬などを服用すると、インフルエンザの治療薬が効きにくくなったりするようなので、初期症状のあらわれ方に注意した方がいいそうです。

風邪の場合は「風邪の諸症状」(鼻水、せき、のどの痛み、その他諸々)が先にでて、その後に発熱するようです。一方インフルエンザは始めに熱が上がるそうですから、風邪の諸症状による前触れがあまり無い場合はインフルエンザを疑った方がいいそうです。いきなり高熱がでたら市販の風邪薬を使うよりも病院へ行った方がいいでしょうね。

まぁ、それ以前に病気にかかりにくくする努力も必要ですが、仕事が忙しくて疲れがたまったりすることもあるので、そんなときに不注意・不摂生な生活にならないよう心がけたいものです。

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2008年12月2日火曜日

どうしてこの業界に入ったのかというと。。。

このブログで以前書きましたとおり、自分は異業種からIT業界に転職した者です。
以前は卸売会社に勤務したり、販促企画とかの仕事したりしていて、一時期インターネット関連の仕事も経験したあと、30代半ば近くなってからシステム開発の会社に入社しました。

ということで、昔はシステムを使う側の人でした。そしてその使う側にいた者として感じた問題があり、それがこの業界に転職することを志すきっかけとなりました。

以前勤めていた会社で、新しい販売・調達システムを導入した際、コンピュータのことがよくわからないユーザー企業と業務のことがよくわからない某大手システム企業との絶妙なコンビネーションにより「使うことで業務に支障をきたすけど使わないと困るシステム」が出来上がって導入されました。

従来、そのユーザー企業の営業は朝必要な事務処理を済ませたらサッサと営業に出かけたり、必要に応じては直行直帰をしていましたが、そのシステム導入後、営業はシステムのために受注情報登録、新規商品登録、在庫確認、加工発注などに関する様々な手続きに必要な書類作成を行い、場合によってはシステムへの情報入力もこなすため午前中社内で事務ばかりという状態に変わりました。

当然営業活動の時間が減って、気がつけば定番商品が競合他社に流れたり、新規受注獲得が減ったり、他社が受注したがらないようなものしか受注できなかったり、とジリ貧に売上が落ちていき、利益率でそれをカバーするために在庫・生産管理を徹底してさらに余分な労力をかける、という悪循環に陥りました。

「コンピュータならあんなこともこんなことも何でもできる」と妄想した素人ユーザーと、業務実態を知らないSE(専門家)との間の溝が生んだ悲劇です。他人事なら喜劇かもしれませんが、他部署とはいえその会社に所属していた身としては笑っていられない結果でした。しかも配置転換でその後自分自身がそのシステムにかかわることとなったときには愕然としました。「なんだこりゃ!?」って感じに使い勝手が悪く業務効率を落としてくれるのですから。

その時に思ったんです。一般企業と開発陣の間には通訳といか感覚の橋渡し役というか、そういった者が必要だ、と。

それからもう10年以上たちました。自分はシステム開発の会社に入社して、営業系とはいえ開発者側の立ち位置となりましたが、今も昔もユーザー企業と開発側の感覚の違いは大きいままだと思います。こちら側に来てギャップの大きさを再認識したのが正直な気持ちです。

本当はそのギャップを埋めたくてこの業界に身を投じましたが、今までのところ自分の思った仕事はほとんどできていません。それはこれからチャレンジというところです。

もっとも、この不況の時代に「投資」であるITへの予算を各ユーザーがどれだけ投じるかや、ユーザーの要望や願望の進化、技術の潮流がどんどん変わっていくので遅れないように必死、などなど、不安な要素が多いのですが。

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2008年12月1日月曜日

年末ゲーム雑談

12月になりました。師走です。

年末に向けて忙しい人も多いでしょうが、新作ゲームが多く発売される時期でもあるので、仕事とかテストとか挨拶とかではなく、ゲームに忙しい人も多いのでは?

自分は最近数年は年末ゲーム商戦にはあまり関心が無く、過去に買ったゲームだけで十分時間が無くなってます。
仕事してなければゲームできるんでしょうが、仕事しないと生活が立ち行かなくなりますので。。。

もともとシミュレーションとかRPGとか時間のかかるゲームばかりプレイしているので、1~2本買うと2~3年ぐらいはそれで遊べてしまいます。その上、シミュレーションやマルチエンディングで何度も遊べるタイプのゲームだと3年以上遊べる。。。といっているうちに、最新ゲームについていけなくなるわけで。。。

この冬は積みゲーだけで手一杯のはずですが、1本だけ新作買ってしまいました。そしてこの新作は来年・年明けまでは手付かずになるでしょう。合掌。

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2008年11月28日金曜日

業界に関する愚痴?なんだろうホントに雑記?

金曜日ですね。一般的な企業だと土・日はお休みです。
商店やいくつかのサービス業は逆に稼ぎ時なので仕事だと思いますが、システム開発の仕事は担当している、参加しているプロジェクトの状況次第で休みがとびます。順調なときは普通に休めますがプロジェクトがうまくいっていない時は。。。

自分は企画系・営業系なのでSEやプログラマーの人たちのそういった苦労を自身が直接体験することはほとんど無く、申し訳なく思うことも多々あります。

大規模なシステムの開発はほとんど必ず修羅場に突入することがある、というのはやはり業界としての課題だな~と思います。

同業他社の人と話しているときに、「この業界ではこういう事がどうしても避けられないことがありますよね」なんて言って、消極的ながらも修羅場っている状況を容認してしまう光景も少なくないです。

何とかしたい、というのは同業の皆が思うことです。しかし、プロジェクトマネジメント、リスクマネジメント、QC、新しい開発手法の考察や導入など色々言われたり実行されたりしているものの、特効薬とはならず、今日もどこかでデスマーチ、という状況があるのが現実です。

自分は以前、まったくの異業種にいた経験があるので、この業界に入って最初のころは「人月」という考え方に違和感をもったものですが、しばらくすると慣れました。しかし最近、プロジェクトを狂わせる原因のひとつはこの「人月」というものではないだろうか、と考えるようになりました。

例えば同じ材料から作られた料理でも、おいしければお金に見合うと思うし、まずければ高いと思うでしょう?
でもシステムはモノの良し悪しよりも「かかった手間」(もしくはかかると思われる手間)、つまり「何人月かかるか」で最終的なシステムの価格が決まるわけですから、見積と実際のギャップが発生しやすく、それがひとつの原因となって大規模プロジェクトがうまくいかない事が多くなっているのでは?とか思うわけです。

まぁ、それだけが全ての原因だとは思えませんが、「人月」という考え方が間違いなく一役買ってるよな~と思います。

ではどうすればいいのか?
ごめんなさい、自分は答えを持っていません。
ある条件下では回避できるものだと考えていますし、自分にその条件を整えられるような時は努力しますが、自分が関与する余地は通常の開発プロジェクトではありえないので、そこではがんばりようが無いです。仮に関与する余地があっても自分の土俵で勝負するわけではないので、うまく条件を整えられるかどうかもわかりません。

なんとかいい状態で仕事ができるようにしたいと思いますが、自分が何か考え出してもうまくいくかどうか、さっぱりわかりません。悔しいことに「なんとかなるように努力する」ぐらいしか今はいいきれないんです。
自分は少年ジャンプ派では無かったはずなのになぁ~。。。



業界に詳しくない人向け参考解説:人月とは?
一人の技術者が1ヶ月でこなす作業量を指して「1人月」といいます。そして通常、見積段階では標準的な技術者を想定して何人月分の作業量になるかを推測していきますが、見積手法や見積をする人の主観差で「1人月」の想定作業量にはばらつきがでます。しかも実際のプロジェクトチームを立ち上げたとき、想定した標準的技術者レベルより低いスキルレベルの人が必ず混ざります。想定よりも高いスキルの人も混ざることはありますが、ハイスキルな人ほど人件費が上がりますから、コストの上昇を抑えるためにハイスキルな人は少なめに、想定した標準レベルよりも低いスキルレベルの人が多めに混ざりがちです。

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2008年11月27日木曜日

年末ジャンボ

そういえば宝くじの年末ジャンボはもう発売になっているんですね。すっかり忘れてました。

自分の中では年末とサマーは定例イベントになっていますので、オータムとか他は買わなくても夏と冬はバラと連番各10枚で買ってます。

お楽しみはどちらかというとバラです。一応10枚全部の確認をする必要があるので楽しめます。
連番は一瞬で結果がみえてしまうので面白くは無いのですが、前後賞とかありますからまぁ一応連番も一組だけ買ってます。

もっとも、宝くじで1等とかが当たる確立は恐ろしく低いので、自分にとっては本当に夏と年末の季節イベントと化しているわけです。何十人だかの髪の毛からたった1本の髪の毛を選ぶような確率だとか聞いたことがありますし。

だから、宝くじが当たることよりも仕事で一発当ててやろう、という方がはるかに成功の可能性が高いかと思います。

そうは思っていても、年末とサマーは季節の風物詩的に買わないと気が済まない癖がついてしまいまして、困ったものです。多分今年もまた10分の1だけ戻ってくるだけなのに。。。

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2008年11月26日水曜日

ケータイ小説とケータイコミック

前回の読書ネタの続きみたいな話になりますが、今日は「ケータイ小説」と「ケータイコミック」について軽く書いてみます。

皆さんはケータイ小説やケータイコミックを読んだりとかしてますか?
自分の場合、少々読んでみたのですが、今はもう読まなくなりました。

紙媒体の本と違い、余分な荷物にならないので通勤や営業でなど電車移動する際にちょうどいいと思ったのですが、地下鉄や新幹線などでは不便だったので見なくなりました。

地下鉄の場合は列車が駅を離れるとケータイは圏外になってしまうので、そのタイミングで次をダウンロードすることができないためストレスがわいてしまいまして、これなら紙の出版物を持ち歩こう、と思った次第です。 新幹線やその他長距離移動の列車でも長いトンネルや山間部などの圏外地域を通過中はダウンロードできなくなりますしね。

特にコミックは画像なので一度にダウンロードした分だけだとすぐ読み終わってしまいます。しかも、ケータイの画面はそんなに大きなものではないので、4コマ漫画のようなタイプ向きで、1コマごとに表示というのもわずらわしくて。。。

その他、PCでWEB小説を読んでいた時期もありますが、今はそれも読んでません。
ひとつには横書きサイトが多いこと(縦書きのところも少しありますが)。やはり小説は縦書きで読みたい派なんです。今の20代や10代の人たちはどうなんでしょうね。
もうひとつは疲れること。紙の本を読む以上に目の疲れや肩こり、倦怠感が激しくなりましたので。。。
まぁ、昼間は仕事でPC使って、自宅ではコンシューマ機orPCでゲームやって、読書までデジタルというのは疲れて当然ですね。

話がそれてしまいましたが、そんなこんなでケータイ小説やケータイコミックは最近見ていませんが、時代はどんどんモバイル技術と活用が進んでいますので、これならいいかなぁ、と思える機器とコンテンツの組み合わせが出てきそうですね。

IT業界に身をおくものとしてはむしろ自分がそういった便利で快適な仕組みやツール企画に積極的にチャレンジしたいところでもありますが。。。

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2008年11月25日火曜日

最近の読書

今日は趣味の読書に絡んだお話を書いてみます。

昔から読書が好きでいわゆる「本の虫」だったのですが、今年(2008年)の春ごろから夏にかけては、心身の疲弊で大好きな読書も滞りがちでした。

読書のジャンルは結構無差別で、あまり読まないジャンルを数える方が早いぐらいです。
とりあえずミステリー系の小説はほとんど読みません。子供のころは推理小説とか読んでいたし、探偵物も好きだったのですが、いつの間にかあまり読まなくなりました。犯罪者がどこから現れるかわからない恐怖で夜眠れなくなるので。。。(笑)

本来は歴史もの、専門書、自己啓発もの、現代小説、恋愛小説、サブカルチャー、その他何でも来いの読書ぶりでしたが、調子を崩す前まで約2年半ほどは年甲斐もなくラノベ(ライトノベル)漬けでした。しかし、調子を崩してからはラノベの新刊を買っても読まずに(正確には読む気力が無く)積み本となっていました。

8月後半からは多少状態が好転して読書熱が再燃してきましたので、最近はまた読書三昧になりつつありますが、積み本のラノベは無視して、もっと硬派な(?)本を買いまくって読み漁っている状況です。
どうもラノベは食傷気味のようです。

そんな中、最近新聞広告で偶然目に留まった「君を幸せにする会社」というタイトルの本が気になって購入しました。そしてすっかり気に入って今は某知人に「お勧め!」といって貸してしまいました。気に入りすぎてこのブログにも広告張ってしまいました。(横に広告でてますよね)

この本、以前から自分が思ったり考えたりしていたことが、すべて文章で書いてあるんです。 ある意味感動しました。
登場人物が「クマ太郎」とか「コン吉」とか、ちょっと童話風な「お話」ですが、経営の傾いたリゾート温泉ホテルの跡を継いだ二代目社長がその建て直しに試行錯誤していくビジネス書です。

自分の志向することは現代社会では通用しないのか?と自信喪失するようなことが色々とあって、それでも自分の道を変えられずにいて悶々としているときに、この本に出会いました。そして自分の志向にもっと自信をもっていいんだ、と思い直すことができました。

あぁ、読書好きでよかったなぁ、としみじみ思う今日この頃です。

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2008年11月21日金曜日

明日は明日の風が吹く!?

寒くなりました。

『明日は明日の風が吹く』とは言いますが、『明日の風』は今日より冷たくなる季節です。

寒いのは苦手なので、『明日の風』は今日より暖かいものを希望したいのですが、まだ晩秋。むしろこれから本格的な冬に向かい、日々寒くなる方ですからつらいです。

景気の方もまだこれから寒くなるのでしょうか?

全体的にはIT投資の抑制や延期を考えている企業が多いようなので、我々のような業界にとっては「春まだ遠し」のように思われますが。。。

と、愚痴っていても何も良くはならないので、とりあえず暖かくなる方法を色々と考えたり試したりしていきます。ただし、地球温暖化抑制のため暖房は控えめにして。

一人ぐらいの努力では効果は無いでしょうけど、みんなが同じように努力をしていけばそれなりに効果が上がると思いますので、そのみんなの中の一人であろうと思います。

でもやっぱり寒い。
早く『暖かい風』を感じられますように。。。


2008年11月20日木曜日

工事進行基準のこと

2009年4月からシステム開発・ソフトウェア開発にも「工事進行基準」という会計基準が適用義務になることは、今さら自分あたりが詳細を解説するまでもなく、多くの方があちこちで行ってくれています。

実際、大手のSI企業やベンダーでは準備や対応に入っており、既にテストケースとしていくつかのプロジェクトについては工事進行基準を適用しているような企業もあるようです。

しかしながら、中小のソフトハウスやITサービス企業ではまだその事についてあまり知らなかったり、知ってはいても具体的にどう影響があるか考えていない、あるいはわからない、特に対応を検討していない、というケースも少なくないようです。

受託開発をおこなっていない、大型プロジェクトなど自社では受注していない、もっぱら派遣や準委任などで技術者を元請企業に送り込むだけだからあまり影響は無い、そんな考え方をしているところもあるのではないでしょうか?

個人的な見解ですが、派遣や準委任中心のソフトハウスなどにも、しっかりと影響が出ると思います。

納品・検収の際に帳尻があえば済んでいたこれまでと違って、長期プロジェクトを四半期単位で売上計上することになれば、当然その売上に相対する原価もきっちりと管理・把握することになりますから、それだけ精度の高い原価見積を必要とします。そして、その原価が容易にブレてしまうことを避ける発想が元請サイドには出てくるのではないでしょうか?

ハイスキルの技術者に1人月80万円支払っても見積工数内で収まれば原価の想定は崩れませんが、1人月50万円のロースキルな技術者を投入した結果工数が大幅に超過となり、結果として90万円の原価に膨らんだり、進捗が遅れたため要員追加で1人月分原価が増える、という事態を元請企業は避けることを考えるようになると思います。

そうすると、作業時間に対して対価を支払う準委任や派遣ではなく、月額の固定単価となる請負や成果に対する対価という形での契約、または準委任にしても元請がリスク回避のために1人月の基準時間上限を今までより上げて設定する契約が増える可能性があるのではないかと思います。

これは技術者をプロジェクトに常駐で投入している中小ソフトハウスなどにとって、今までの収益性やビジネスモデルを揺るがす大きな問題ではないでしょうか?

もちろん長期プロジェクトとか大型プロジェクトを直接受託する企業もプロジェクト管理のレベルが甘いと大変なことになるので、冒頭にも書いたように大手企業はすでに対策・対応を始めているわけですが中小クラスの企業でも決算をまたぐような受託とか少し大きめの受注があれば直接対応が必要ですしね。

と、思うのですが、実際にどうなっていくでしょうね。
2009年4月以降、この工事進行基準は、既に問題として表面化していた偽装請負や多重派遣問題とも絡んで確実に影響出ると思っているのですが、それがマイナスの原因となるかプラスに転じるチャンスとなるかはこれからの考え方や対応次第なんでしょうね。自分のところも弱小ソフトハウスなので他人事ではありませんけど。

2008年11月19日水曜日

不況だからこそ

不況の今、新規に起業した会社へ参加して専務という立場になったわけですが、不況だからこそ、この選択はいい選択かな?などと思っています。

ITとはいってもソフト開発・システム開発の中小企業は大手SI企業やベンダーのの下請け仕事が圧倒的に多いのです。

しかし、恐慌寸前と騒がれている昨今の経済情勢の中、大手企業といえど自社の利益確保に手一杯で下請け企業にまで十分に仕事が回りません。

ということは、中小のソフト会社に居続けても先行きは結局不透明なわけです。

となれば、自分の理想や理念を押し殺してまで会社にこだわることにはさほど意味は無いんだ、と今になって改めて実感しています。

今、自分は自分の抱く理想や理念、自分が本当にこの業界でやりたいと考えていたことに向き合う機会を得ました。

今居る会社は以前居たところより、はるかに小さくて実績も無いソフトウェア会社ですが、それでも既存の業界構造の枠にとらわれた経営ではなく、確固たる独自のビジョンをもって臨もうとしています。

その意味では、前職を辞した後、今の会社に参加したことは自分にとってようやくやってきたチャンスだと感じています。

既存のやり方だけでやっていくつもりが無い分、責任も勉強することも山のように増えましたけどね。

2008年11月18日火曜日

センムはじめました

少し前から、小さな会社で専務始めました。

IT関連というとイメージがどうだかわかりませんが、弱小ソフトハウスといえば、この業界では大体下請け仕事が多いのが現状です。

でも、色々と思うところもありまして、多少毛色の変わった会社にしたいなぁ、と思っています。

どうなることやらわかりませんが。。。

自分の場合は30代でIT業界に転職したので、この業界でずっとやってきた人たちと感じ方が違うところもあるようです。

それがいい方向に作用させられないかな?と思うのですが、はじめから大言壮語をしてもうまくいくやらいかないやら、なのでまずはドタバタと苦労するところからです。

ということで、このブログは徒然なるままに書いていきます。どうぞお見知りおきを。