2009年3月30日月曜日

拡張現実の活用

以前、うちの社長にお願いして“拡張現実”というものを試してもらいました。
企画以前の思いつきで、とある利用方法が可能かどうか、またうちの会社で技術的にどこまで対応できるものなのかを確認したくてのお願いでした。

幸い社長もすんなりのってくれまして試してもらえました。
結果からいうと自分が思いついた利用方法を実現するにはユーザーのPCスペックが高くないと困難&クラウド的な仕組みも現状のインフラでも厳しいということで、別な利用法を考えることにしましたが、技術的には対応ができないわけではないようで、ごく単純なサンプルをつくってもらうことはできました。

プログラム的な技術・難易度よりも立体物を表現する3D描画の方がやっかいとのこと、さらにその3Dを自在に動かすために必要なマシンスペックが高くなる、サーバー上にあるものを動かすのではなくクライアントPCにダウンロードするなどしないと、回線負荷とサーバー負荷が高くなって実用に耐えないというのが課題ということなので、それらを気にしなくてもいいような利用方法を再考する必要がある、という結論です。ということで、自分の思いつきは企画とすることなくとりあえず棚上げしました。

スペックの低いマシンでもビデオボードを増設するなどで動作環境は何とかなるみたいですが、広く一般ユーザーに利用してもらえるような利用法となると、増設が必要なパターンはその時点でかなり問題なので、違うことを考えた方がいいかと思うにいたったわけです。

現状、商品化されている「電脳フィギュア」などのようなコアユーザー向けのものではなく、もっと違う活用を模索してみたいと思っています。

2009年3月26日木曜日

1年ぶりぐらいの快挙かな?

実は先週、久しぶりの快挙を達成しました。
買ってから読まずに積み置きしていた本の中から5冊を読破したのです。
平日の通勤や、待ち合わせ時の時間を使って労働法規関係の本を1冊、3連休中にラノベを4冊です。

連休中はお彼岸&亡父の命日のお参りで実家へ帰っていましたが、実家だとそれが済んでしまえば他にすることがなく時間をもてあますため、ラノベを持ち込んでいたのです。先日書いたように身体はだるかったのですが、ごろごろしながら読書三昧。結果として風邪の引きかけだったことに気がつかず失敗だったのですが、ラノベ8割とはいえ週5冊は久々のハイペースです。(でもまだ十数冊積み本があります。困ったもんだ。)

反面、今週は全然読んでいません。激しい落差!
あ、いやSaaS関係の本を数ページ読んだかな。でもホントに少し読んだだけだし、今週末の休みには他にすることがあって読書時間取れないと思うので、このままいくと今週は1冊も読み終わらないことになりそうです。

コミックなら今夜1冊読みましたがコミックは「読書」に数えていませんので。

さて、来週はどうなるか?花見?ひなたぼっこ?ゲーム?読書?

2009年3月25日水曜日

システム開発業界の現状について思うこと

12月10日に「みんなIT企業」というタイトルでこのブログに記事を書いた事があります。その中で
「従来通用していたビジネスモデルが今後そのまま通用するもではない、という時代なんだ」
とか
「それでもまだソフト開発・システム開発の現場ではもうしばらくは多層下請構造がなくなることは無いと思いますが、しかしそれはピークを過ぎたビジネスモデルであり、今後違う形を考えて実践していけるような中長期戦略がないと、元請企業に技術者を支援で送り込んだり派遣していく事だけでは限界が近づいていると感じるこの頃」
とか書いていましたが、自分の見込みは半分アタリ、半分ハズレ、という感じの今日この頃です。

「従来通用していたビジネスモデル」が「ピークを過ぎたビジネスモデル」であることはどうやら見込みどおりだったようですが、「もうしばらくは多層下請構造がなくなることは無いと思います」という見込みは甘かったかもしれません。
現実に今従来のビジネスモデル崩壊の現場に立ち会っている気がします。

景気の極端な後退という要素によってシステム開発業界は加速度的に変化しています。
今のところはまだ一過性の現象という可能性もありますが、この不況を中小零細のソフトハウスやシステムインテグレーターが乗り切っていこうとすると、本当に従来のビジネスモデルは崩れていくかもしれないと考えています。

自分は、ここを乗り切るためには従来の「人材ビジネス的」なビジネスモデルや「人月単価主体のビジネス」ではない、別なスタイルを確立しないと乗り切れないと思っています。新しいビジネスモデルやスタイルに取り組んで成功した企業は今の状況を乗り切る事ができると思いますが、その転換に失敗したり、従来型ビジネスモデルにだけ頼った展開しかできないシステム会社は、よほど体力のある会社以外淘汰されてしまいかねないという気がするのです。

そういった意味では、自分(達)の目指している方向性は悪くないと思うものの、ちょっと展開が急すぎて戸惑う面もあります。できることならもう少し時間的猶予があるとありがたいのですが、時代は待ったなしです。まぁ、今回の不況が無ければまだしばらくは本当に従来型ビジネスモデルが継続していたと思うので、日本の情報サービス産業が世界で通用する産業になるための脱皮をするチャンスでもあるとも思います。それにしてもちょっと険しい道のりになりそうですけど。

もっとも、たかだか数人の弱小企業で悪戦苦闘している自分の考えは、全くの的外れである可能性も否定はできません。早い段階で景気が上向けばすぐに元の状態に戻る可能性もあるのかもしれません。それでも教訓としては何か残って一歩前進すると思いますが。

さて、どうなることでしょうね。

2009年3月24日火曜日

はるかぜ

“はるかぜ”と書くとさわやかな感じですが、“春風邪”となるとイヤですね。

3連休、実家に帰っていたのですがその間しきりに「顔色がよくない」と言われていました。
実際だるさは感じていましたが、「先週はあわただしかったので疲れがたまっているんだ」と答えていました。が。
日曜の午後、自宅に帰ったころから鼻水が止まらなくなり、だるさもレベルアップ。「風邪かも」と気づいて夜には薬を飲んで早めに寝たのですがとき既に遅し。翌月曜の朝にはすっかり悪化して発熱。熱が下がったら出社しようかと思いましたが、むしろ昼ごろには38度オーバーとなり、あきらめてお休み。

年度末で忙しいさなかに丸一日昏々と眠り、夜になってようやく熱が下がってきました。

でも、アレだけよく眠り続けて夜も普通に眠れたのですから、やはり疲労がたまっていたのが原因でしょうね。
もともと季節の変わり目には弱いので、疲れきったところをあっさり風邪にやられたようです。

今週はまた少し寒くなるそうです。気候の変化が激しい時期なので皆さんも気をつけてください。

2009年3月18日水曜日

時々Blogを

平日は毎日書くつもりではじめたこのブログ、しばらくはウチの社長同様「時々Blog」になりそう。

今週は月曜の午後から出張で1泊して昨夜遅くに名古屋に帰着。
で、昨日はブログ書かずに1日を終えました。

まだ4月中旬ごろまでは余裕のない日が多いかな?という感触でして、そうなるとブログ書けない日が増えそうな気がします。

なんとか「時々書く」ではなく「時々書かない」という程度にはしたいな、と思いつつもどうなることやら。

一応、モバイルの準備ができているので移動中の列車の中とかでも書けるようにはなってますが、移動中は寝てしまうことが多くて。。。

2009年3月16日月曜日

孫子と韓非子と君主論のことで

以前、「ちょっとお薦めの本」でチラッと書いた話、
「孫子」+「韓非子」-「戦争の仕方」≒マキャベリの「君主論」
という件について、知人から「もう少し具体的に教えて欲しい」といわれました。
「全部読んだらよくわかるよ」と答えたら読書の苦手なその知人は嫌な顔をしていたので、
「じゃあ今度そのうち気が向いたらブログにかいとくよ、そのぐらいなら読めるでしょ?」
と約束してしいました。

といわけで、今回はその約束を果たそうかと思います。

孫子に中には例えば以下のようなことが書かれています。(他にも色々書いてありますが)
・戦わずして勝つことが上策、
・戦うに際しては勝てる条件を整えた上で臨むべし 
・勝てる条件が整うまでは戦うべからず
・敵を知り己を知れば百戦また危うからず  etc...

孫子は戦争のノウハウをまとめたものですから、「戦う」とか「戦い」とかの表現になっていますが、別に戦争ではなくとも、いつも世でも通用する考え方だと思います。

孫子は戦争の本なので、城攻めや野外の戦いについて実際の戦術的な話におよぶ部分もありますが、そのあたりは軽く読んでおいて、政略・戦略や人間心理に関わるところを熱心に読んで理解できれば現代のビジネス界でも通用でもすると思います。前述した項目のとおり孫子は戦争の勝敗を戦場だけでつけるという博打的な思想はもっておらず、戦争の仕方を書いた本とは言いながらも実は国家経営の観点から戦争に勝つ方法が主となっている「戦略の教科書」とでもいうべきものです。

で、韓非子は「ちょっとお薦めの本」の回に書いたように「法家主義」の思想です。
古代中国に秦帝国を築いた始皇帝がまだ辺境の一勢力であったころに取り入れて強国となり中国を統一し、遂には500年の春秋戦国という戦乱に幕を引きました。「法」を根拠にした賞罰や君臣の関係、政策・軍権掌握や軍隊の整備が他国に抜きん出るきっかけの一端となったようです。当時は各国の王といっても重臣・群臣との関係は必ずしも絶対的ではなく、王による統御が個人の資質や臣下の血族・軍事的威力によって左右されていたことも多く、それゆえに国が弱体化することもしばしあったようです。そこに「法」という縛りを設け、王と臣下の関係を「法」に基づいた絶対的な上下関係として、王の威令が徹底するような制度としたことが秦という国の強国への成長要素だったようです。
現代社会は先進国を中心に「法治国家」といわれる体制が一般的ですが、昔は「法」の整備がされておらず、それゆえに賞罰や統制が曖昧だったのでしょうね。現代の「法治国家」では国家元首も含めて法が適用される建前がありますが、古代の専制国家である秦は皇帝が超法規的存在だったため、法は臣下・臣民(民衆)にのみ適用されていた点で、ちょっと現代とは違いがあります。もっとも韓非子などは本来君主も法による制約(義務と責任)を受けるべきものという考え方があったのですが、そこは専制君主の時代なので、不都合なところは黙殺されてしまい、韓非子自身も当初は始皇帝に「師」のように厚遇されながら最後は始皇帝によって殺されてしまいます。
ちょっと話がそれましたが、要は「韓非子」とは混乱期の国の統治・統率のためとして「法」という考え方を問いたものです。
要約すると「法家」の源泉は人間性悪説なので、「法」という決め事によって人の悪しきところを押さえ、矯正し、統治が円滑に行いやすいようにして秩序ある安定した状態にすべき、というような思想でしょうか。そこには儒教で重視していた「君主の徳」という個人的な資質に期待する考え方はなく、「徳治主義」の儒教とは相対する思想でした。

最後にマキャベリの「君主論」ですが、これはルネサンス期のイタリア(ちょうど日本の戦国時代や古代中国の春秋戦国時代のようにイタリアは小国家・小領主に分裂統治されていた時代)にフィレンツェの外交官だったマキャベリが、理想的な君主はどうあるべきかの考え方を展開し、その理想的君主の統治がなされれば混乱期のイタリアで国家として勝ち残っていけるというような論となっています。したがってタイトルどおり君主のあるべき姿について書かれており、戦争ではなく政治政略の本となっています。そういう意味では基本的に韓非子同様「国の統治」というところに重点がおかれています。この中でも君主は徳で国を治めるような話は出てきません。「君主は慕われるよりも恐れられる方がよい」とまで言い切っています。やはり徳ではなく賞罰をはっきりさせる法や君主としての臣下に徹底した態度で望むことを推奨しています。
マキャベリの君主論には実はモデルとなる人物がいて、マキャベリは外交官としてその人物の治める地に赴任していたので実際に間近で見たその人物の考え方や人となりを基に「君主とはこうあるべき」という持論の裏づけにしていったようです。もっともその人物「チェーザレ・ボルジア」はイタリア統一の志半ばで病となって生死の境を彷徨い、その間に敵対勢力が策動して没落、奇跡的に快癒後には全てを失ってしまっており、最後は傭兵隊長として戦死してしまうという結果となりました。しかしマキャベリはチェーザレを君主としての理想の姿を体現している人物として最後まで好意の目で眺めていたようです。
ただ、国の統治に主眼がおかれていたといっても、実際に混迷のイタリアで勝ち残る国家の君主とはどうあるべきかを説いているので、単に国の統治だけでなく外交・内政ともに謀略・策略・情報戦の正当性や必要性及びその手法を説く記述があります。このあたりは韓非子よりも孫子に近い内容です。しかも、そのそうした国家間の駆け引きに関する記述はかなり多くあり、その意味では西洋の孫子と言えなくもないです。ただ、孫子と違って、実際に戦争をおこなうような場合の戦場での事柄に関してはふれていないので(そこはマキャベリが軍事ではなく外交の専門家だったことが影響していると思います)、その点で孫子とイコールにはなりきらないものです。

ということで。自分は大まかに要約すると
「孫子」+「韓非子」-「戦争の仕方」≒マキャベリの「君主論」
という感じになると考えています。

もっともこれはあくまでも自分の考えなので、史家や軍事研究家など各専門家の方々からは「君の考え方、受け止め方はちょっと違うようよ」といわれるかもしれません。まぁ、そういった事柄の知り合いはいませんので直接間違いを指摘されるような機会はないでしょうけれど。

2009年3月13日金曜日

自己分析というか自分流仕事観?

書店に行くと時間が無いとき以外は必ず店内を一回りします。別に悪いことしようとかではなく情報収集です。時間の無いときは平積みで置いてある書籍や雑誌の表紙だけを一通り確認します。あと、電車に乗ると必ず車内の広告を見渡します。これだけでかなり情報の引き出しが増えます。前者(本屋)はもともと本好きだったので、自然と身についた方法です。後者(電車の車内広告)は販促企画などの仕事をしているときに、師匠とあおいでいた当時の上司から教わったものです。

今はネットでの情報収集も組み合わせていますが、前述のふたつの習慣、手法としてはアナログですが今でも時としてネット以上に効果的な情報収集手段だと感じることがあります。

自分の強みは発想力とかひらめき、あるいは巧みな営業テクニックではなく、情報収集とそこから得られる考え方や世の動きに基づく想像力とか、臨機応変・必要に応じた情報を取り出せる、あるいは利用できる状態を常に維持していることだと思っています。純粋な企画構想力でも営業力でも話術でも自分よりできる人はいくらでもいます。そういった人たちと時には協力しあい、時には競い合う世の中です。自分の得意技を持ってそれにより他の優れた人たちと役割分担して事に臨んだり、誰かと競ったりしなければ、ただ漠然とできもしないことにひたすら時間と労力をかけても結果(成果)は期待できません。自分の場合は情報が自身の仕事力の源泉だと思っていますので、それを活かしてやっていくつもりです。

ただ、難点もあります。情報を多く持つということは、時に応じての必要な情報や有用な情報と無為無用の情報を取捨選択する必要がありますが、下手をして間違えれば情報に振り回されかねません。情報が多すぎるゆえに判断が難しくなることもでてしまいます。

それでも自分はこのスタイルは変えないと思います。
「現代は情報戦の時代だ」という言われ方をされることがありますがそれはちょっと認識違いとうもので、目標を達成するとか勝者となるには情報を制することが最も重要な要素なのは古代から現代にいたるまでずっと変わっていないと思います。だから自分は情報を制することが最終的な目標達成への一番確実な手段だという考え方をしているのです。

あ~、え~、つまらない話でごめんなさい。なんか今日は真面目な話を語りたい気分だったんです。

2009年3月12日木曜日

工事進行基準の準備はどうなのかな?

昨日はあわただしかった上に最後は懇親会でアルコールが入ったため、ブログがかけませんでした。
その分、今日たっぷり、といきたいところですが、ちょっとそうも行かない状況です。

ところで、今日はちょっと真面目な業界話をば。
4月からシステム開発に「工事進行基準」という会計基準適用が義務化されるような話は以前ここに書きましたが、関係する各社さんの準備はどうなんでしょうね。

最近は不況で仕事を受注することが一苦労なので、大手さんでもそういったところまで手が回っていない会社とかもあるかもと思う今日この頃です。案件の立ち上がりが例年より遅いのは景気でユーザー企業の予算が厳しくなっていることだけでなく、工事進行基準実施レベルの精度が高い見積ができる状態が整っていないことも影響してるかも~、とかの憶測もちょっとしてます。

まぁ。でもまずはシステムのユーザーたる各企業に予算的な余力が無いことの方が影響は大きいんでしょうけど。

2009年3月10日火曜日

好きな本のこと(ジャンル?別 その4)

好きな本のこと(ジャンル?別その4)ということで、予告どおり今回はコミックです。
この分野もランキングに困りました。ベスト10に絞りきるのが難しかったので、同率ランキングも含めて一応ベスト20にしました。
とりあえず今回、小説やアニメ、映画などが原作になっている作品やパロディなどは除外しました。

では、早速。
1.いいひと
2.ガウガウわー太、動物のお医者さん、ハヤテのごとく!
5.めぞん一刻
6.銀のロマンティック…わはは、うる星やつら
8.帯をギュッとね!、YAWARA!、からくりオデット
11.火の鳥、りびんぐゲーム、H2
14.沈黙の艦隊、究極超人あ~る
16.天使な小生意気、お茶にごす!、タッチ
19.北斗の拳
20.修羅の刻

次点:おたんこナース、、遠藤淑子作品色々、川原泉作品、他多数
選外:BASTARD!! 暗黒の破壊神、コータローまかりとおる!の2作品

まずは選外2作品について簡単に触れておきます。
「BASTARD!! 暗黒の破壊神」は途中で連載が飛び飛びになったり打ち切り?になったり、別雑誌に移ったりしながら、ストーリーそのものが途中経過をとばして展開するなど時系列も吹っ飛び、さらに未完のままあきらめて忘れたころに書き下ろしで単行本が発行されたりしているため、好きだけど×としました。
「コータローまかりとおる!」は長く続けすぎて、週刊マガジンの連載からはずれて別雑誌に移り、「新」ということで続いていましたが、その後どうなったでしょうか。最近は読んでないのでわかりません。作者はデビュー以来「コータロー」しか描いていないのでは?
格闘コメディーとして楽しんでいましたが、ちょっとひっぱりすぎでは?と思いまして。

コミックは作品より作者でランキングしたほうが選びやすかったかも。
では、各ランキング作品についてです。

「いいひと」
この主人公の在り方には憧れます。自分にとってひとつの理想形です。他にも理想はありますが。。。ただ「サラリーマン金太郎」の金太郎とか、「島耕作」シリーズの島耕作とかは自分にとってはちょっと駄目です。理想にできません。特に金太郎はありえないです。

「ガウガウわー太」、「動物のお医者さん」、「ハヤテのごとく!」
「わー太」と「動物のお医者さん」は獣医師ネタで共通してますが、同ランクにしたのはそれが理由ではありません。純粋に好みです。「動物のお医者さん」のおかげで「獣医師ブーム」と「シベリアンハスキーブーム」が起こったのはもうずいぶん前ですね。「ハヤテのごとく!」はオタク心をくすぐると思うのですが、世間ではなんか賛否分かれるみたいですね。

「めぞん一刻」
この作品の影響を受けた作家は多いようですね。今のラブコメにはこの作品の影響を随所に感じることが多いです。自分はこの作品のころ10代~20代前半だったんですよね~。

「銀のロマンティック…わはは」、「うる星やつら」
「銀の」は次点の川原泉作品から一つだけ飛び出して好きな作品です。実はフィギュアスケートを観るようになったきっかけの作品です。「うる星」は「めぞん」と同じく高橋留美子作品です。時期的にもほぼ同時期の作品ですね。後半はワンパターン気味でしたがそれが無ければもう1ランク上げてたかも。シチュエーションコメディとかスラップスティックコメディとして、やはり後進の作家に影響与えた感じがありますね。

「帯をギュッとね!」、「YAWARA!」、「からくりオデット」
「帯ギュ」と「柔」はどっちも柔道ものですね。しかもごくまっとうに柔道競技の世界を描いていて楽しめました。「ヤマアラシ」とか出てくるような展開ではないところがGood!なんです。この2作品で柔道ファンになりました。「オデット」はわりと最近の作品です。昨年完結です。人間にあこがれる?アンドロイドのお話というとはしょりすぎで他のファンの方から怒られそうですが、あまりこれだけにスペースかけられないのでごめんなさいです。

「火の鳥」、「りびんぐゲーム」、「H2」
手塚先生自らライフワークといっておられた「火の鳥」は世に出た分は全部読みました。できればさらに読みたかったと思います。残念です。「りびんぐ」はラブコメ系ですけど“暮らしていくこと”の理想と現実をしみじみと感じました。「H2」はあだち充作品では一番完成度が高いような気がします。絵的にも内容的にもピークではないかと思っています。最新作のクロスゲームとかは、なんか「H2」の焼き直し的な気がします。

「沈黙の艦隊」、「究極超人あ~る」
「沈黙の艦隊」は発想がすごかったと思います。現実的にはいくら原潜でも燃料以外にも補給が必要だし(飲料・食料・弾薬など)乗組員心身衛生のことを考えればそんなに長期間の潜行・独立行動には無理があると思いますが、政戦両面の駆け引きは読み応えがありました。
「あ~る」は作者が体を壊さなければもう少し続いた作品だと思います。面白かったんですが。。。これも学校に通うアンドロイドものですが、前出の「オデット」とは違ってギャグ主体のスラップスティックコメディです。

「天使な小生意気」、「お茶ににごす!」、「タッチ」
サンデー作品3連発。特に「天使」と「お茶」は同じ作者です。「お茶」は今連載中です。
西森博之作品は全部読んでいますが「天使」のころから絵柄が安定してきたかな?と思います。「タッチ」はあだち充作品の代表作ですが、後半になって絵柄が安定した感じですね。ストーリー的には「H2」と甲乙つけがたいのですが、絵的に「H2」の方を上位にしました。あだち充作品の場合、高校野球モノ意外は単調になりがちなのがちょっと残念。きっとご本人は大の高校野球ファンなんでしょうね。

「北斗の拳」
できればラオウ編まで、最悪でもファルコ編までで終わっていればもっとよかったのに。
南斗六聖拳の5人の話とか、それ以前の悪党連中の話とかはどれも甲乙つけがたい面白さがあると思うんですけどね。

「修羅の刻」
「修羅の門」という作品で主人公が修めていた古武術、陸奥圓明流の外伝ということで時代ごとの強者を描いているんですが、自分は本編よりもこの外伝シリーズの方が好きでした。本編は道徳的な観点からの意見で中途半端な終わり方にならざるを得なかったのですが、その後も外伝は続いてくれて個人的には嬉しかったです。

次点の「おたんこナース」(「動物のお医者さん」と同じく佐々木倫子作品)、遠藤淑子作品、川原泉作品についてですが、このあたりの漫画家さんは、白泉社の「花とゆめ」から出た作家さんたちです。今はもう「花とゆめ」では描いていないはずですが、それぞれ別なところで新作とか出したりしてますね。「花とゆめ」は少女漫画雑誌ですが、この3人の作家さんはなんか少女漫画家という感じよりも何か別なものに感じました(笑)。絵柄的には川原泉作品が一番少女漫画っぽいです。他に「花とゆめ」系だと「ここはグリーンウッド」とか「サディスティックナインティーン」とかも好きでした。このラインナップで自分がいつごろ「花とゆめ」を読んでいたのかがわかる人は自分と同世代またはその少し下の世代かと思います。

少年漫画とか少女漫画、青年漫画とかのジャンルはあまり気にせずに読んでいたのですが、BL系とかレディースコミックに手を出す勇気はちょっとなかったので、その辺は読んだことが無いです。

以上、長くなってごめんなさい。

2009年3月9日月曜日

春眠暁をおぼえず

「春眠暁をおぼえず」とは言いますが、昨日・一昨日の土日は眠りすぎました。
とにかく眠いんで、ちょっとなにかして区切りがつくとベッドにもぐりこんで眠る、の繰り返し。

洗濯をしては眠り、食事をしては眠り、買い物に行っては眠り、掃除をしては眠り、といった調子で日中の半分以上は眠っていた計算です。それで夜はというと、これまた普通に熟睡。

以前から通院している病院で処方されている薬は眠気を感じることがある、との説明がされています。しかし、それはだけならば今までもずっと眠気がもっと強いはず。ここ最近急によく眠くなるのはきっと鼻炎アレルギー薬(花粉症対策)の影響でしょうね。これも眠気がでる薬のようなので。一応薬局で聞いた限りでは処方されている薬と市販の鼻炎薬を同時期に服用しても差し支えは無いとのことでしたから、それ以外には身体的問題はなさそうですが。。。

ということで、土・日は時間に余裕があったはずなのに先週予告したネタ整理があまり進んでません。一応「好きな本のこと その4」は下書きを整理途中なので今夜には整理して明日あたりでアップしようかと思います。
ということで明日は長文になりますね。ごめんなさい。先に一度お詫びしておきます。

あぁ、それにしても早く花粉の気にならない時期になって欲しいものです。

2009年3月6日金曜日

PCの上の住人たち



今日はPCの上の上の住人?たちを紹介します。

招き猫は1年前?鏡餅についていたものです。
鏡びらきでお餅は食べましたが、サイズ的に手ごろなのでPCの上の住人になってもらいました。

招き猫の後ろにいるのは、奈良のお土産屋さんで買ったミニ大仏。これ三代目です。初代は小学校の修学旅行で買いましたが、その後落として壊れてしまいました。後光の部分が割れてしまいましたので、て高校時代に奈良へ行ったときに買いなおしました。
その後、社会人になってから引越しを何度かしたのですが、その際に高校時代に買った二代目は行方不明になりました。おそらく不用品に混ざってしまって処分した可能性がおおきいですね。量産品とはいえお釈迦様を模したモノなのに罰当たりな話ですね。
社会人になった後、友人に誘われて始めたマップラリーというものにはまっていたことがありまして、奈良がマップラリーのコースになったときに買ってきたのが今もっている三代目です。
熱心な仏教信者とかいうわけではないのですが、このミニ大仏像が妙に気に入っていまして。。。なんででしょうね?って自分でもわからないんですけど。

以上、手前の2体はなんかご利益ありそうな気もしますが、その後ろにいる娘たちは。。。エヴァンゲリオンのお二人さんです。昔誰かにもらったものですがずっと忘れて放置してありまして、少し前に部屋を整理したら出てきました。捨てるのももったいない気がしたのでPCの上に置いてみましたがアンバランスな住人たちになってしまいました。これ、記憶違いでなければ昔ゲーセンの景品ゲームに入ってたやつですね。エヴァは昨年リメイク劇場版が放映されたり、パチンコ・スロット業界で活躍?していたり、ゲームやコミックでいまだに健在ですが、初めて世に出てからもう15年前後はたってますよね?新作が出続けるガンダムやドラクエと違って、同じキャラクターがそのままずっと商業ベースで展開される続けているパターンですね。一つの作品をベースにこれだけビジネスが続けられるガイナックスさんがうらやましいですね~。あやかりたいものです。

ん?つまりPCの上の住人たちは実は全部縁起物なのかな?

2009年3月5日木曜日

ここに書くネタについて

ここに書きたいことがいくつかたまっていますが、時間都合によりずっとためた状態になってます。

とりあえず、近日予定としては。。。

・好きな本のこと(ジャンル?別その4)コミック編
・変人の話(主に自分)
・エコロジーネタ

というあたりは早めに書きたいな~とか思います。

ただ、どの話もネタ整理しておかないと書くのに時間がかかりますので、中々手がつけられずにいます。
最近はササッと勢いで書ける話ばかりになっています。

今度の土日は多少余裕のもてる可能性があるので、その間にネタ整理をしてみようかと思います。

2009年3月4日水曜日

有意義で無意味な一日

今日は非常に多くの情報に接して有意義ではありましたが、その結果としては現状の景況が営業的に非常に厳しい状態であることを再認識させられるようなことが多く、仕事の成果や進展としては無意味な結末となった一日でした。

新企画のためにある会社の方とお会いしてそこの持っているサービス・商材に関する話をきかせてもらいました。この件は純粋に有意義でした。

問題は通常の営業活動で、多くの情報を収集することができたものの、その内容は散々たるものでこれから1ヶ月の営業活動にある種の悲壮感を感じてしまいました。

今月に入ってから行っている営業活動は今日の時点ではこれといった成果はなく、その意味では無意味な一日になりました。

まぁ、月初とはいえのん気に構えてはいられない現実を再認識したわけです。

多くの情報に接してわかったことがあったのは有意義で、わかったことからは何の成果も上がらない状態が無意味な、そんな一日でした。

今月は、1ヶ月のフルマラソン&フルパワーの営業で。
企画進めるための時間的融通と精神的余裕はつくれるかな?神仏ならぬ身では全てをこなすということはちょっと無理かな。「二兎追うものは一兎をも得ず」にならないようにしようと思いますので。

2009年3月3日火曜日

デスク上に飾ってある本

会社にある自分のデスク上に、「バカ社長論」という本がずっと飾ってあります。
飾ってあるとはいっても、本当にただおいてあるだけではなく、ちゃんと読み終えた本です。

自分は社長ではありませんが、この本に書いてあることは別に社長でなくても会社の経営や運営に携わる人が知っておいたほうがいい、あるいは意識しておいたほうがいいということがいくつか書いてあります。
ですから、それらのことを忘れないためにあえて「飾りっぱなし」にしています。手元にあれば忘れたころにはすぐ読み返せますしね。

ちょっと参考までに小見出しをいくつかあげておきますね。

・会社を家計簿の理屈で考える人
・電気代を節約したら赤字になった
・リストラで落ち込む会社の法則
・お客さんが喜べばコストも下がる
・セミナー研修は社員の子守唄
・できる社長は感謝を言葉で表す
・ヒットに慢心するバカ社長
・商品開発は売り方とセット
・成功する社長はおおらかだけど細かい
・坪効率は机上の空論
・仕事を断られてもいいじゃないか
・交際費は正しくつかいましょう
・「社員が働かない」とグチるバカ社長
・良いクレームと悪いクレーム
・もうかる会社は明るい
・いつでもどこでもリスクだらけ
・社長の浪費は、搾取である
・勉強する人、しない人
・会社って、何のためにあるのか

全部じゃないですけど、3分の一ぐらい列挙してみました。
この小見出しが気になった人は気が向いたら実際に本をめくってみてはいかがでしょうか。

特に、経営に関わる人にとって参考にした方がいい、というか肝に銘じたほうがいい話も少なくありません。
大企業の経営陣でも、この本を手に取ったほうがいいじゃない?という人も多少いるかもしれませんね。
もちろん、自分のような未熟者と違って「こんな本を見るまでもない!」と言い切れるりっぱな経営者も世に多いので、そういう人には無用でしょうけれど。

2009年3月2日月曜日

3月2日。月初はなにかと。。。

月の初めはなにかとあわただしいです。
前月の締め業務があるので、営業などの通常業務も多いときには結構ドタバタ。

4月の仕事を受注するためにあちこちへ営業活動を行っているのですが、このご時世ですから色々と普段より営業はシビアなんですよね。今年は3月で仕事が区切りになるものが多いので、4月はしっかりと新しい仕事を確保しないと技術者の手が空いてしまい、ロスが発生します。

この業界、オーダーシステム開発は繁忙期に備えて暇なときに作り置き在庫を用意しておくような仕事の仕方はできないので、年間を通じて常に一定量の仕事を確保して技術陣の手が空かないようにしなければならないところがミソ。かといって自社製品の開発は、一度つくってしまえばカスタマイズの必要があるときやバージョンアップ・別製品開発するときまではやはりこれといってやることがなくなるし、必ず売れる商品ならばとにかく、売れるかどうか未知数の商品の場合あまり多大な開発投資はできません。手が空いている人がいるからといって、安易に自社製品の開発にまわせば、新しい売上は無いのに開発コストだけはは増になります。

まぁ、救いなのはまだ創業からようやく半年程度、取引実績のある顧客の絶対数が少ないため月末の締め処理自体は営業事務側ではさほど多くの作業が発生しないことでしょうか。ただ、お客さんや売上はだんだんでいいので着実に増やしていかないといけないものですから、いずれそんなのん気なことは言ってられなくなるはずです。実際にハイペースではありませんが新しくお付き合いさせていたでけるところもポツポツと増えてますしね。

強いて言うと、このタイミングで助っ人として他社の応援にウチの社長を投入してしまったこと。
かなり切羽詰ったプロジェクトらしいので、ウチ社長も数日はかなりタイトな状況でお手伝いにいってもらう話になってしまいました。「社長、いつもお世話かけます!」と心の中で思いつつ、その間は自分の権限でまわせるところは全部やる、ということで。