「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」
戦国武将武田信玄の言葉として知られていますが、この言葉は好きです。
実際には信玄の言葉ではなく後代の創作という説もあるようですが、自分にとってはその真偽はあまり興味が無く、言葉そのものの重みに惹かれます。
この言葉は武田信玄のもう一つの象徴「風林火山」と同様、孫子が原典のようです。
「人は城、人は石垣、人は堀」という前半部分、人と人の信頼関係がしっかりとしていればまさにそのとおりになるのだろうと思います。
「情けは味方、仇は敵なり」という後半部分、「情けは人のためならず」という言葉と重なるものを感じます。
人に情けをかけることは、結局は自分を助けることになり、反面で人に仇為すことは自分の品格を落としたり自ら不幸を招きよせる結果になると思います。
なんでこんな話を?というと、今日がクリスマスイヴだからです。
日本はクリスマスイヴで盛り上がりますが、本来キリスト教国では明日25日のクリスマスが一番盛り上がります。
なぜ盛り上がるかはいうまでもなく、イエス・キリストの生誕をキリスト教徒が祝うためですが、宗派はともかくとして世界の聖人の一人ですから、そのお祝いの日ということでなんとなく真面目な話と書いてみたくなったのです。
なんのつながりもありませんね。
ということで、皆さん、良いイヴを!
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