2009年2月20日金曜日

携帯音楽プレイヤーの薀蓄

最近は電車の中などで携帯音楽プレイヤーを使っている人をよく見かけます。
かく言う自分もその一人ですが、シェアはやはりiPodかケータイデンワが比率高いようですね。
ちなみに自分はソニーのネットウォークマンです。

今使っているネットウォークマンは買ってから多分4年ぐらいはたっていると思いますが、次に買い換えるときにもまたネットウォークマン買うような気がします。

ケータイデンワだと音楽聴いていていざというとき電池切れ、とかになるのも嫌ですし、iPodはネットウォークマンよりもさらに音質が悪いらしいので。。。

そう、音質。
振り返ってみれば自分は昔それほど音質にこだわりが無かったように思います。
オーディオもメーカーや音質より価格と部屋への配置を意識していただけです。

カセットテープのウォークマン、CDウォークマンと進化してきた際にも、価格優先でせいぜいカセットテープにこだわったぐらいしか記憶がありません。カセットテープにはノーマル、クロム、メタルなど音質や向き不向きでの種類があって、音楽用とその他で使い分けていたのは覚えています。

当時、音にこだわる人たちはもっと徹底していて自分は音質・音響に対して鈍感かと思いましたが、今の携帯音楽プレイヤーはその自分にとっても「いい音」に聴こえません。

今の携帯音楽プレイヤーは機種よりもイヤホン、ヘッドホンによって音の良し悪しに差が出るという話はありますが、それでも「う~ん、このイヤホンでもこの程度の音か~」なんて思いを何度も味わいました。
やはり圧縮ファイルでの音楽といのは音域に幅がないというか、そんな感じです。

なんか色々調べましたが、iPodは音質面では隙だらけだそうで、ネットウォークマンの方が若干マシなようです。
といってもネットウォークマンもiPodと同じ土俵で勝負しているので決して良くはありませんが。。。
実際、自分の好きな曲で、透きとおるような高音が魅力的だった曲をネットウォークマンで聴くと、肝心の透明感のある高音がまったく感じられなくなってます。同じイヤホンをCDウォークマンにつないでCDで聴くとやはり音が違いますし、実はその曲のレコード盤も持っていて、レコードプレイヤーから録音したカセットテープでもその透きとおった高音が感じられます。

2~3年前にケンウッドの人が「いつか本物の音へ回帰する人たちが出てくる」と言って音質にこだわった商品開発で勝負を続けるような記事を見ましたが、ソニーももともとの土俵は音響なんですから、iPodのユニーークさとは別な路線で勝負してくれれば良かったのでは?とか思います。なにも相手の土俵で勝負しなくても音響製品には一日の長があったわけですから、それを柱にすえて得意分野での勝負に持ち込んでいればあるいは今日のiPod大勝という市場シェアにはならなかったかもしれないと思います。

ちなみに、ケンウッドから発売されている携帯音楽プレイヤーは独自に音質へこだわった製品があるようなのですが、お値段がちと高め。う~ん。。。

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