2009年2月10日火曜日

潔し!

オバマ大統領がインディアナ州で行ったタウンミーティングの一幕で、なかなか興味深い話があったようです。

参加者の中から「閣僚に指名した人たちに納税問題などがあった」ことについて厳しい指摘だか質問だかがあったそうです。集まった大半の人はその質問者に対してブーイングをしたようですが、当のオバマ大統領自身がそのブーイングをさえぎって、「その疑問も批判ももっともなもの」と認め、「私は間違いを犯しました」と堂々と謝ったそうです。

さらにその上で「厳しい倫理基準を作ったが、私たちも完璧ではない」と語ったそうで、参加者はそのオバマ大統領の態度や考え方に好意的な印象を持った人が少なくなかったようです。

課題山積なのは相変わらずですが、この話にはオバマ大統領の真摯さを感じました。
果たしてこの先どうなるかはまだわかりませんが、少なくとも政治家としての姿勢は評価できる人だと感じました。アメリカ国民が期待を寄せるのも理解ができる気がします。

ちなみに、オバマ大統領は別な演説で90年代日本が金融危機による「失われた10年」という苦しみを経験したことを反面教師にして、大胆で迅速な経済対策をうつ、という趣旨の演説をしたそうです。

ということで、日本の政治家もがんばってもらえることを期待したいですね。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

きのう、黒人が白人警官に射殺されました。
こんなに頑張っているオバマ大統領が、無事でありますように、祈る思いです。
日本の政治家も正義、国民のためにもっと、ハードに頑張って欲しい。