2009年3月30日月曜日

拡張現実の活用

以前、うちの社長にお願いして“拡張現実”というものを試してもらいました。
企画以前の思いつきで、とある利用方法が可能かどうか、またうちの会社で技術的にどこまで対応できるものなのかを確認したくてのお願いでした。

幸い社長もすんなりのってくれまして試してもらえました。
結果からいうと自分が思いついた利用方法を実現するにはユーザーのPCスペックが高くないと困難&クラウド的な仕組みも現状のインフラでも厳しいということで、別な利用法を考えることにしましたが、技術的には対応ができないわけではないようで、ごく単純なサンプルをつくってもらうことはできました。

プログラム的な技術・難易度よりも立体物を表現する3D描画の方がやっかいとのこと、さらにその3Dを自在に動かすために必要なマシンスペックが高くなる、サーバー上にあるものを動かすのではなくクライアントPCにダウンロードするなどしないと、回線負荷とサーバー負荷が高くなって実用に耐えないというのが課題ということなので、それらを気にしなくてもいいような利用方法を再考する必要がある、という結論です。ということで、自分の思いつきは企画とすることなくとりあえず棚上げしました。

スペックの低いマシンでもビデオボードを増設するなどで動作環境は何とかなるみたいですが、広く一般ユーザーに利用してもらえるような利用法となると、増設が必要なパターンはその時点でかなり問題なので、違うことを考えた方がいいかと思うにいたったわけです。

現状、商品化されている「電脳フィギュア」などのようなコアユーザー向けのものではなく、もっと違う活用を模索してみたいと思っています。

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