2009年3月10日火曜日

好きな本のこと(ジャンル?別 その4)

好きな本のこと(ジャンル?別その4)ということで、予告どおり今回はコミックです。
この分野もランキングに困りました。ベスト10に絞りきるのが難しかったので、同率ランキングも含めて一応ベスト20にしました。
とりあえず今回、小説やアニメ、映画などが原作になっている作品やパロディなどは除外しました。

では、早速。
1.いいひと
2.ガウガウわー太、動物のお医者さん、ハヤテのごとく!
5.めぞん一刻
6.銀のロマンティック…わはは、うる星やつら
8.帯をギュッとね!、YAWARA!、からくりオデット
11.火の鳥、りびんぐゲーム、H2
14.沈黙の艦隊、究極超人あ~る
16.天使な小生意気、お茶にごす!、タッチ
19.北斗の拳
20.修羅の刻

次点:おたんこナース、、遠藤淑子作品色々、川原泉作品、他多数
選外:BASTARD!! 暗黒の破壊神、コータローまかりとおる!の2作品

まずは選外2作品について簡単に触れておきます。
「BASTARD!! 暗黒の破壊神」は途中で連載が飛び飛びになったり打ち切り?になったり、別雑誌に移ったりしながら、ストーリーそのものが途中経過をとばして展開するなど時系列も吹っ飛び、さらに未完のままあきらめて忘れたころに書き下ろしで単行本が発行されたりしているため、好きだけど×としました。
「コータローまかりとおる!」は長く続けすぎて、週刊マガジンの連載からはずれて別雑誌に移り、「新」ということで続いていましたが、その後どうなったでしょうか。最近は読んでないのでわかりません。作者はデビュー以来「コータロー」しか描いていないのでは?
格闘コメディーとして楽しんでいましたが、ちょっとひっぱりすぎでは?と思いまして。

コミックは作品より作者でランキングしたほうが選びやすかったかも。
では、各ランキング作品についてです。

「いいひと」
この主人公の在り方には憧れます。自分にとってひとつの理想形です。他にも理想はありますが。。。ただ「サラリーマン金太郎」の金太郎とか、「島耕作」シリーズの島耕作とかは自分にとってはちょっと駄目です。理想にできません。特に金太郎はありえないです。

「ガウガウわー太」、「動物のお医者さん」、「ハヤテのごとく!」
「わー太」と「動物のお医者さん」は獣医師ネタで共通してますが、同ランクにしたのはそれが理由ではありません。純粋に好みです。「動物のお医者さん」のおかげで「獣医師ブーム」と「シベリアンハスキーブーム」が起こったのはもうずいぶん前ですね。「ハヤテのごとく!」はオタク心をくすぐると思うのですが、世間ではなんか賛否分かれるみたいですね。

「めぞん一刻」
この作品の影響を受けた作家は多いようですね。今のラブコメにはこの作品の影響を随所に感じることが多いです。自分はこの作品のころ10代~20代前半だったんですよね~。

「銀のロマンティック…わはは」、「うる星やつら」
「銀の」は次点の川原泉作品から一つだけ飛び出して好きな作品です。実はフィギュアスケートを観るようになったきっかけの作品です。「うる星」は「めぞん」と同じく高橋留美子作品です。時期的にもほぼ同時期の作品ですね。後半はワンパターン気味でしたがそれが無ければもう1ランク上げてたかも。シチュエーションコメディとかスラップスティックコメディとして、やはり後進の作家に影響与えた感じがありますね。

「帯をギュッとね!」、「YAWARA!」、「からくりオデット」
「帯ギュ」と「柔」はどっちも柔道ものですね。しかもごくまっとうに柔道競技の世界を描いていて楽しめました。「ヤマアラシ」とか出てくるような展開ではないところがGood!なんです。この2作品で柔道ファンになりました。「オデット」はわりと最近の作品です。昨年完結です。人間にあこがれる?アンドロイドのお話というとはしょりすぎで他のファンの方から怒られそうですが、あまりこれだけにスペースかけられないのでごめんなさいです。

「火の鳥」、「りびんぐゲーム」、「H2」
手塚先生自らライフワークといっておられた「火の鳥」は世に出た分は全部読みました。できればさらに読みたかったと思います。残念です。「りびんぐ」はラブコメ系ですけど“暮らしていくこと”の理想と現実をしみじみと感じました。「H2」はあだち充作品では一番完成度が高いような気がします。絵的にも内容的にもピークではないかと思っています。最新作のクロスゲームとかは、なんか「H2」の焼き直し的な気がします。

「沈黙の艦隊」、「究極超人あ~る」
「沈黙の艦隊」は発想がすごかったと思います。現実的にはいくら原潜でも燃料以外にも補給が必要だし(飲料・食料・弾薬など)乗組員心身衛生のことを考えればそんなに長期間の潜行・独立行動には無理があると思いますが、政戦両面の駆け引きは読み応えがありました。
「あ~る」は作者が体を壊さなければもう少し続いた作品だと思います。面白かったんですが。。。これも学校に通うアンドロイドものですが、前出の「オデット」とは違ってギャグ主体のスラップスティックコメディです。

「天使な小生意気」、「お茶ににごす!」、「タッチ」
サンデー作品3連発。特に「天使」と「お茶」は同じ作者です。「お茶」は今連載中です。
西森博之作品は全部読んでいますが「天使」のころから絵柄が安定してきたかな?と思います。「タッチ」はあだち充作品の代表作ですが、後半になって絵柄が安定した感じですね。ストーリー的には「H2」と甲乙つけがたいのですが、絵的に「H2」の方を上位にしました。あだち充作品の場合、高校野球モノ意外は単調になりがちなのがちょっと残念。きっとご本人は大の高校野球ファンなんでしょうね。

「北斗の拳」
できればラオウ編まで、最悪でもファルコ編までで終わっていればもっとよかったのに。
南斗六聖拳の5人の話とか、それ以前の悪党連中の話とかはどれも甲乙つけがたい面白さがあると思うんですけどね。

「修羅の刻」
「修羅の門」という作品で主人公が修めていた古武術、陸奥圓明流の外伝ということで時代ごとの強者を描いているんですが、自分は本編よりもこの外伝シリーズの方が好きでした。本編は道徳的な観点からの意見で中途半端な終わり方にならざるを得なかったのですが、その後も外伝は続いてくれて個人的には嬉しかったです。

次点の「おたんこナース」(「動物のお医者さん」と同じく佐々木倫子作品)、遠藤淑子作品、川原泉作品についてですが、このあたりの漫画家さんは、白泉社の「花とゆめ」から出た作家さんたちです。今はもう「花とゆめ」では描いていないはずですが、それぞれ別なところで新作とか出したりしてますね。「花とゆめ」は少女漫画雑誌ですが、この3人の作家さんはなんか少女漫画家という感じよりも何か別なものに感じました(笑)。絵柄的には川原泉作品が一番少女漫画っぽいです。他に「花とゆめ」系だと「ここはグリーンウッド」とか「サディスティックナインティーン」とかも好きでした。このラインナップで自分がいつごろ「花とゆめ」を読んでいたのかがわかる人は自分と同世代またはその少し下の世代かと思います。

少年漫画とか少女漫画、青年漫画とかのジャンルはあまり気にせずに読んでいたのですが、BL系とかレディースコミックに手を出す勇気はちょっとなかったので、その辺は読んだことが無いです。

以上、長くなってごめんなさい。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは^^
お仕事のブログじゃないようなので、またお邪魔してしまいました。

動物のお医者さんとおたんこナースは読んだことあります。懐かしい…。

最近、花ゆめの「学園アリス」を読んでハマってしまいました。子ども向けの振りして大人向けな感じ…。

あ。そうそう。
冷たい牛乳は止めて、温かいお茶(番茶がおススメだけど…アレルギーにイイと言われている甜茶でも^^)がいいですよ~~
ヨーグルトやアイスクリームも花粉症の方には向かないモノです。

毎度ヘンなコメントですみません^^;;;