2009年1月9日金曜日

好きな本のこと(ジャンル?別 その2)

ようやく落ち着いてブログが書ける!

ということで、好きな本のこと(ジャンル?別 その2)を書きます。

今回は「小説」というくくりでいってみます。
歴史小説は「歴史もの」のところに入れましたので、それ以外の小説&文学作品全般ということで。
現代小説、SF、ミステリー、恋愛もの、名作文学、ライトノベル、その他、とごった煮です。
本当はもう少し分けたかったのですが、「ライトノベル」がくせものでして、SFやファンタジー、ミステリー、恋愛ものなどの中にははライトノベルと見るかどうか微妙な作品もあり、また、ライトノベル作家が非ライトノベル作品を書いたり、硬派な作家がライトノベル書いたりする事もあるのでなんとも分けにくいんですよね。

で、問題がもうひとつ。
「歴史小説以外の小説全般」というくくりにしたところ、ベスト10に絞りきることができず、ベスト23になってしまいました。上位の作品以外は同位になる作品が結構ありまして。。。

というわけで、とりえずはベスト23いきます!

1. 銀河英雄伝説(SF?スペースオペラ?未来戦記?)
2. 空の境界(伝奇?)
3. 狂乱家族日記(ラノベ)
   デルフィニア戦記シリーズ(ライトノベルファンタジー?)
   スカーレットウィザードシリーズ(ライトノベルSFファンタジー?)
   暁の天使たちシリーズ(ライトノベルSFファンタジー?)
   のらくろ自叙伝(コミック作者本人によるダイジェストノベライズ?)
   七都市物語(SF?未来戦記?)
8. レダ(SF)
   星界の紋章&星界の戦旗シリーズ(SF)
   薬師寺涼子の事件簿シリーズ(伝奇?オカルト?冒険活劇?ライトノベル)
   となりまち戦争(現代小説)
12.二分割幽霊忌憚(ライトノベル?SF?)
   海がきこえる(現代小説 ライトノベル?)
   なぎさボーイ・多恵子ガール 2冊で対になっている作品です(恋愛ライトノベル)
   創竜伝(伝奇 ライトノベル?)
   さびしい王様・さびしい姫君・さびしい乞食 の「さびしい」三部作(現代童話風小説?)
   神様から一言(現代小説)
18.我輩は猫である(名作小説)
   復活の地(SF)
   涼宮ハルヒシリーズ(SFライトノベル)
   フルメタル・パニックシリーズ(SFライトノベル)
   クラッシュブレイズシリーズ(ライトノベル)

ベスト10に絞りきれなかった時点であきらめてベスト20に変更したのですが、今度はベスト20をオーバーしました。で、キリが無いのであきらめて中途半端ながらベスト23としました。
   
軽く解説します。
「銀河英雄伝説」はOVAにもなった有名作です。本編だけで新書版10巻の長編で、2巻と7巻は読むたびに涙が出ます。ライトノベルには分類できない本格的未来宇宙戦記です。多分小説などで「戦略」と「戦術」がきっちり描かれた最初の作品ではないかと思います。これ以降は他の作者もそういった視点でも描く人が増えました。しかしこれ以前は「愛と勇気」のもとに「ご都合主義」または「予定調和」で戦うお話とか冒険活劇のようなお話が溢れていたと記憶しています。

「空の境界」(からのきょうかい)。ネット上で公開されていたそうですが、いまは新書版(上・下巻)と文庫版(上・中・下の三巻)で出版されています。本の帯には「伝奇」という言葉が使ってありましたので、ここでも一応そう書きましたが、伝奇ではないような気がします。劇場アニメ化されていますが東京で1軒だけの上映なのでDVDで我慢してます。

「狂乱家族日記」は2008年にアニメ化されました。前職で中のよかった人から薦められて読みはじめましたが、典型的なライトノベルです。原作はまだ続いてます。
「デルフィニア戦記シリーズ」は異世界の戦記物で一応ファンタジーだと思います。「スカーレットウィザードシリーズ」未来宇宙のアクションものだと思います。この2作品は別世界の物語ですが、「暁の天使たちシリーズ」でつながります。で、さらに「クラシュブレイズシリーズ」へと続きます。
「のらくろ自叙伝」は以前書いたおり、のらくろの作者である故・田河水泡氏がのらくろを文章で描いたお話です。正直コミック版より面白いです。
「七都市物語」は1位の「銀河英雄伝説」と同じく田中芳樹氏の作品です。こちらは文庫1冊だけの手ごろな小説です。

「レダ」は20年以上前に買って読んだ本ですが、広辞苑のように分厚いボリュームのハードカバーで未来社会をえがいたSFです。初めて読んだ栗本薫作品です。飯島真里のセカンドアルバムの影響で買った本です。バイトをしていない高校生だった自分には高い買い物でした。
「星界の紋章&星界の戦旗シリーズ」厳密には星界の紋章シリーズ全三巻と星界の戦旗シリーズ(継続中?)に分かれているのですが、主人公も世界も同じなのでまとめて数えました。独特の世界設定が凄いです。
「薬師寺涼子の事件簿シリーズ」ミステリー小説のようなシリーズ名ですが、毎回化け物や人外生物と対決するオカルトです。公務員や政治家、資産家や著名人への風刺がいいスパイスになっています。これも田中芳樹作品。
「となりまち戦争」現代日本のとある地方自治体同士が戦争に突入、主人公は軽い興味で役所の募集に応じて戦争に関係することにしたものの、日常には大きな変化はあまりなく、具体的にはどんな戦争かもさっぱりわからず、実際に戦争するシーンもでてきません。ちょっと独特な視点から現代社会を描いた異色作です。残念ながら誰かに貸したまま行方不明になってしまった本です。

「二分割幽霊忌憚」昔、新井素子という異色作家が登場してSF界では一世を風靡しました。最近は小説出していないと思います。(よくわかりません)この本のおかげで変わった夢を見ましたので同じ作者の小説のなかでは特に印象に残っています。
「海がきこえる」昨年お亡くなりになった氷室冴子という作家の本です。もともとはコバルト文庫でティーンズ小説を書いていた方の作品です。
「なぎさボーイ・多恵子ガール」はその氷室冴子作品のコバルト文庫作品です。ひとつのストーリーを男子側の視点から描いた1冊と女子側から描いた1冊で対になっています。一応、物語的には「多恵子ガール」の方で締めくくってあります。
「創竜伝」早く続きを出してほしい。。。これも田中芳樹作品ですが前述の「薬師寺涼子」同様にやたらめったら風刺がきかせてあります。「薬師寺涼子」以前からの作品ですが「薬師寺涼子」が出てから明らかに刊行ペースが落ちているので、作者の気晴らしが「薬師寺涼子」に移ってしまったのではないかという心配もしています。
「さびしい王様・さびしい姫君・さびしい乞食」北杜夫氏の三部作です。作者が童話とうたっているのでそうカテゴライズしてみましたが、登場人物の設定や展開が童話風の小説です。もう何度も読み返しました。
「神様から一言」日本のあこちにありそうなちょっと中途半端な経営状態の会社を舞台にした物語ですが、昔の自分と重なる部分が少しあって共感できたので好きな本のひとつになりました。

「吾輩は猫である」多分解説は不要かと。。。夏目漱石代表作のひとつです。風刺がきいていて好きです。
最後はちょっと物悲しくなりましたが。
「復活の地」文庫で全三巻です。天災によって壊滅的なダメージを受けた惑星国家を復興させようとする人々のお話です。もちろん他国の存在もありますので、七難八苦です。
「涼宮ハルヒシリーズ」アニメ化もゲーム化もされたのでオタクなら知ってますよね。今更改めて書くまでも無いかもしれませんが自分もオタクです。アニメ化以前からファンだったので、アニメのできのよさにびっくりしました。昨年の5月に新刊発売予定だったと思いますが、このままだと発売予定が1年以上延期という事態に突入しそうです。
「フルメタル・パニックシリーズ」約2年のライトノベル漬け読書スタイルはここから始まりました。とりあえずこれも早く続きが早く読みたい。。。
「クラッシュブレイズシリーズ」関連シリーズのところで少し書きました。すべて茅田砂胡さんという作家の作品で、デルフィニアシリーズ以来新刊は欠かさず買ってます。

ひとつひとつは簡単に解説しただけで申し訳ありませんが、全体としては数が多いので長くなってしまい二重にごめんなさいです。

次回、「その3」では自己啓発とかビジネス関連、実用書、思想・哲学、エッセイなどのつもりです。
見捨てないでよろしくお願いします。

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