2009年7月3日金曜日

ブームっぽいエコのこと

自分は天邪鬼なので、最近の環境問題をめぐる色々な動向にちょっと懐疑的なところがあります。

環境への意識が高くなってきたこと自体はいいことだと思いますが、イメージや取ってつけたようなエコアピールばかりが先行して、実のないこと、一見エコロジーだけど別な環境汚染につながるようなことも結構あるように感じてます。本当にキチンと環境問題に取り組んでいる人や団体・企業ももちろん多いと思いますが、「なんとなくエコ」とか「金になりそうだからエコと言っとけ」みたいなノリも混ざっているようで怖いです。

「今まで環境なんか無視してきた人や企業が環境を意識せざるを得なくなったのだから、それはそれで意義がある」という見方もできますが、だいたいにおいてそういった「俄か」な人たちの仕掛けや行動が後々もっと深刻な問題に行き着くのが歴史的にも多いように感じるので、ちょっと心配です。

さて、実際どうなるでしょうか。
20年後に
「2008年ごろからのエコブームで広く普及した○○が、最近になって深刻な環境問題を引き起こしています」
なんて話が乱立していないことを願いますが。。。

各種の利権や商業的利益にしか目が向かない人たちは似非エコ活動や安直商材で今のエコブームにのっかって儲けるんだろうな~、ツケは未来にやってくるんだろうな~、と思ってしまうのは自分の性格が悪いからでしょうか?

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